ついに記念すべき100回目の大会を迎えた全国高校サッカー選手権大会。
今大会も未来の日本代表候補選手が、数多く出場する見応えある大会になりそうです。
そんな非常に楽しみな大会の開幕を控え、優勝候補と目される4校を独断と偏見でご紹介します。
激しい競り合いの中、各都道府県の予選会を勝ち抜いてきたわけですが・・。
全国高校サッカー2022を制するのがどの高校になるのか目が離せませんね!
そこで、今回は全国高校サッカー選手権2022の優勝候補予想とともに、勝敗の鍵を握りそうな注目選手もご紹介します。
Contents
全国高校サッカー選手権2022の優勝候補予想
全国高校サッカー選手権2021-2022の優勝候補予想のアンケートもとったので、その結果とともにお伝えしますね。
全国高校サッカー2021のテレビ中継・組み合わせなどはこちら!
優勝候補予想2022:青森山田
青森山田サッカー部は、黄金期と言って過言ではない時代を迎えており、今大会も優勝候補の大本命でしょう。
2年連続準優勝という悔しさはあるものの、優勝をした3年前から連続で決勝戦を戦っている経験値は伊達ではありません。
今年のチームもインターハイを制しただけではなく、変則ルールとなったプレミアリーグEASTでもトップの成績を収めました。
まさに足りないものは選手権のタイトルだけですので、U22日本代表に選ばれた松木選手を始めとする分厚い選手層で挑んできます。
各チームから厳しいマークが予想される中で、いったいどんなサッカーを見せてくれるのでしょうか。
優勝候補予想2022:静岡学園
連覇を狙った昨年度は予選敗退となりましたが、今年は多くのプロ入り内定者を擁するスター軍団となって非常に楽しみなチームに仕上がりました。
サッカー王国静岡の代表に相応しくテクニックに秀でた選手が多いですが、勝つために身体を張った守備も鍛えて戦える集団となっています。
各ポジションに個性的な選手を揃えていますので、全体として隙はありませんので2年ぶりの全国制覇は十分に射程圏内にあります。
難敵が揃うグループに入ったことは不安材料ですが、逆を言えば強さを証明するに相応しい試合を多く見ることができそうです。
優勝候補予想2022:大津
プレミアリーグWESTは厳しい戦いを経験しながら、高体連としては最高順位の4位に入るなどチーム力は確実に高まっています。
3大会ぶりの選手権となりますが、県大会ではなんと4試合で32得点無失点とまったく他を寄せ付けない圧倒的な力を見せつけて満を持しての出場となります。
プロ入り選手を輩出するなど、以前から九州の強豪として認識はされているものの、選手権での最高成績はベスト8です。
ですがその壁を超える準備はできており、ベスト8の壁を越えれば一気に頂点に上り詰めてもおかしくありません。
センターラインに軸となる選手がいますので、大崩れすることは少ないのではないと予想します。
優勝候補予想2022:帝京長岡
2大会連続でベスト4進出という結果も出しつつ、見る人を魅了するサッカーを披露して近年目覚ましい躍進を見せているチームです。
今大会は、これまで阻まれた決勝への切符を掴むと共に美しいパスサッカーで頂点を狙います。
足元の技術に優れた選手が多く、GKから確実に繋いでくるサッカーは一発勝負のトーナメントではリスクも伴いますが・・。
このチームに関しては、テクニックがずば抜けているので心配無用です。
昨年1年生ながらベスト4を経験したMFの廣井選手。
湘南ベルマーレ入りが決まっているDFの松村選手など、レベルの高い選手も揃うので悲願達成への条件は十分に揃っています。
全国高校サッカー選手権2022の優勝候補予想
全国高校サッカー選手権2020-2021の優勝候補予想のアンケートもとったので、その結果とともにお伝えしますね。
優勝候補予想2021:青森山田
青森山田高校が優勝すると予想しています。
プロ内定選手もいて、全体的にレベルが高いです。
実力、選手層の厚さが素晴らしいと思います。
恐らく優勝するでしょう。
青森山田高校です。
強豪なので足下の技術、個々の戦術レベルが高いのは勿論ですが、球際での激しさ泥臭さが他の高校より群抜いて強いのが1番の要因であると考えます。
青森山田高校です。昨年の決勝を経験している選手も残っていることと、今期は高校生相手に一度も負けていないことから優勝と予想しました。
優勝候補は、青森山田高校。
特にDF,MFには各年代のトップクラスの選手がいるため、チームとしての安定感があり様々な場面に対応できる経験豊富な選手が揃っている。
青森山田高校。一人ひとりの技術が高い。
準々決勝の全8チームの中で一番能力に長けているチームだと感じた。
一発勝負のトーナメントのため相手校にそれ相応の対策をされ難しい展開になることが予想されるが、それを打破できるだけのポテンシャルがあると感じる。
青森山田高校が優勝すると思います。
昨年は決勝で敗れてしまったとはいえ、現在の高校サッカーで頭一つ抜けた競合で毎年安定して強いです。
昨年の大会を経験している選手も主軸にいますので、大本命だと思います。
青森山田高校が優勝すると思う。
テレビでも特集が組まれていたが、去年の屈辱を果たすためもう練習をしており、全員が優勝を狙っているため。
青森山田高校です。
昨年の悔しさをバネに、成長したチームだと思います。
昨年の決勝では静岡学園に逆転負けを喫しましたが、そのピッチに主力として立っていた、藤原選手と松木選手が今年の青森山田を引っ張っています。
青森山田高校を優勝予想に挙げます。
トーナメント表が確定し、対戦相手を見たときに順当に勝ち上がりそうな場所に入った。トーナメントの戦いは運も絡むが、平均値で青森山田。
全国高校サッカー選手権2021の優勝候補も、前回同様に青森山田を挙げる人が圧倒的に多いですね。
昨年は、2連覇がかかっていたなか静岡学園に逆転負けという悔しい想いをした青森山田サッカー部。
経験値・実績とどれをとっても、ブロック内の他チームを圧倒する優勝候補の筆頭といえるでしょう。
昨年の雪辱を果たす意味でも、どのチームよりも気持ちの面でもタフなはず。
最大の強みは分厚過ぎる選手層で、クラブチームを含めて高校年代最強を決めるリーグ戦の東北大会ではそれが顕著に現れました。
2つのブロックに分けられた中で、青森山田高校のAチームとBチームが共に1位を取る充実ぶりです。
初戦の相手は全国大会常連の広島皆美との初戦を制せば、問題なく上位に駒を進めるのではないでしょうか。
準決勝まで会場がずっと駒沢陸上競技場であることも環境が変わらないのでプラスに働きそうです。
昨年の雪辱を果たし、全国高校サッカー選手権王座に返り咲くか。
優勝候補筆頭の中、王座奪還を狙います。
青森山田サッカー部メンバー情報は、以下で詳しくお伝えしています。
青森山田高校サッカー部メンバー2020-2021出身中学・クラブ!注目選手も!
優勝候補予想2021:昌平高校
優勝候補は昌平高校。
1回戦を苦しみながらスタートしたが、上手さの他に粘り強さ、勝ちたいというメンタリティも十分兼ね備えています。
また、他のチームより頭一つ抜き出たテクニック集団であり。
各ポジションにも核となる選手も揃っており、交代選手のスキルも高くチームとして層が厚い。
Jリーグ内定4名は大会出場チーム最多。
さらに、それ以外にも下級生のタレントも豊富で予選の試合を見ても、チームとして徐々に調子を上げてきているので優勝候補だと見ています。
昌平高校が面白いと思います。
昨年の大会でも旋風を起こし、準々決勝で青森山田に敗れましたが、組み合わせ次第では決勝にいくのに十分なチームでした。
今年はJリーグに内定している選手が4人もいてタレント力では青森山田も凌ぐチームですので楽しみです。
昨年は優勝した静岡学園やベスト4の帝京長岡のような攻撃的なサッカーをするチームが躍進したのでぜひその再現が見たいです。
昨年も、好チームでしたが青森山田に敗れベスト4入りならず。
今年のチームは、Jリーグ内定選手が4名。
タレント揃いで、調子もよさそうなので優勝もありえるのでは?と思っています。
埼玉県代表の昌平高校を予想します。
県予選6試合を35得点1失点と攻守にバランスが良いのと、Jリーグ内定4名を擁するタレントが他高を圧倒すると思います。
今年の昌平高校サッカー部は、Jリーグ内定者が4選手とタレント揃い。
予選では、攻守に安定した戦いぶりで選手権へのチケットを獲得しています。
下級生をみても、今後が楽しみな選手が多く選手権では勝ち上がってくるのではと予想しています。
昌平高校サッカー部メンバーの注目選手や試合結果・感想もお伝えしています。
昌平高校サッカー部メンバー2020-2021の出身中学やチーム一覧!注目選手も!
優勝候補予想2021:矢板中央高校
実績のある高校が揃うブロックですが、昨年もベスト4に駒を進めた矢板中央が手堅い守備を軸に勝ち上がると思います。
近年の大会では常に上位に名を連ねており、昨年も優勝した静岡学園をあと一歩のところまで追いつめています。
高橋監督が勝ち方を知っているのは選手にとっても心強いでしょう。
これまでは守備は固くとも点が取れずに涙を吞むこともありましたが・・・。
今回はCBに185cm以上の高さのある新倉選手と島﨑選手がいますので、パワープレイで強引にゴールをこじ開けることも十分に狙うことができます。
矢板中央サッカー部メンバー2021については、以下で詳しくお伝えしています。
矢板中央サッカー部メンバー2020-2021出身中学・クラブ一覧!注目選手は?
優勝候補予想2021:京都橘
Jリーグ内定者を4人も抱える昌平高校がいるブロックですが、トーナメントの怖さを加味して京都橘が優勝する可能性も高いと予想。
その理由は、強力な2トップを要していて点を取る方法が確立されていることです。
京都府予選は、決勝戦こそ競り合いとなりましたが、他の試合は圧倒的な攻撃力をみせているだけに全国でも爆発が期待されます。
選手権大会は競った試合が多くなるだけに、劣勢でもゴールをこじ開けるパターンを持っていることは気持ちの面でも優位に立つと思います。
順当にいけば2回戦で早くも昌平高校と当たりますが、ここが最大の山場でしょう。
京都橘高校サッカー部メンバーについては、以下で詳しくお伝えしています。
京都橘高校サッカー部2021のメンバー出身中学は?注目選手や監督についても
優勝候補予想2021:市立船橋
市立船橋サッカー部ですが、過去のチームに比べると小粒感は否めず。
プリンスリーグでも結果が出ていませんが・・・。
そうした時の方が、予想以上の結果を出す印象が強い高校サッカー屈指の伝統校です。
また、最激戦区千葉県の代表であるということだけでも十分な実力を持っていることはわかります。
固い守備をベースに、勝ち上がる可能性は十分にあります。
気になる点はPK戦までいくと毎年脆さを出してしまう面ですが・・。
今大会は準決勝まで、「ホーム」フクダ電子アリーナで戦うこともポイントになりそうです。
学校関係者しか入場できず、応援団の数にも限りがあることを考えると、会場が作り出す雰囲気は最も味方につけやすいチームでしょう。
そんな市立船橋サッカー部メンバー・注目選手などについては、以下でお伝えしています。
市立船橋高校サッカー部メンバー2020-2021出身中学・クラブ一覧!注目選手は?!
全国高校サッカー選手権2021の注目選手
全国高校サッカー選手権2021で、活躍が光りそうな注目選手はだれか・・。
早速、注目選手もご紹介していきますね。
注目選手2021:藤原優大(青森山田高校 DF)
優勝候補筆頭の青森山田を支える主将であるだけではなく・・。
浦和レッズ入団内定にU19日本代表候補選出と、個人としての能力も文句のつけようがない注目選手が藤原優大選手。
準優勝した昨年も主軸としてチームを支えており、勝ち方も悔しさも知っているということは大きな強みとなるでしょう。
本職の守備はもちろんのこと、元々はボランチをしていたこともあり足元の技術も確かで攻撃の起点ともなれる選手でまさに青森山田の屋台骨です。
数々のプロ選手を輩出してきた黒田監督も、青森山田の歴代の選手の中でもトップクラスと認める実力者であり、高校サッカー選手権の再注目の選手と言えます。
注目選手2021:須藤直輝(昌平高校 MF)
169cmとサッカー選手としては小柄であるものの、巧みな突破で相手の守備を切り裂くドリブラータイプの選手です。
鹿島アントラーズ入団が内定しているように、
Jリーグの各クラブも注目していた逸材が厳しいマークが予想される中でどれだけの結果を残せるかは楽しみです。
攻撃力ももちろん魅力的な須藤選手ですが、タレント集団である昌平高校をまとめる主将でもあります。
その為、須藤直輝選手のリーダーとしての素質にも注目したいとことです。
須藤選手が輝けば、昌平悲願の初優勝も見えてくるでしょう。
注目選手2021:エゼトベチク(鹿島学園 FW)
ナイジェリア人のお父さんを持ち、そのフィジカルの強さを武器にこの数ヶ月で急激に成長しているエゼトベチク選手。
8月にボランチからコンバートされたばかりではありますが・・・。
茨城県大会では4試合連続ゴールを決めています。
その内の1つは決勝戦の延長で決めた勝ち越しゴールであり、勝負強さも持ち合わせています。
全国的な実績はまだありませんが、それだけに成長曲線が読めません。
初戦でゴールを決めることが出来れば、そのまま一気に大会の主役に躍り出る可能性もあります。
注目選手2021:平岡大陽(履正社:MF)
豊富な運動量を武器に中盤でチームを支えるボランチです。
ボールを動かすサッカーを標榜する履正社ですが、それも平岡選手が中盤のあらゆるところに顔を出すことができているからこそ生きているとも言えます。
チームの中心部で相手の攻撃を潰し、さらには正確なパスを散らすことができるので・・。
履正社の試合を見れば、平岡選手がいかにボールに絡んでいるかがわかるでしょう。
本人は、よりゴールに直結するプレーも心掛けたいと考えているようですし。
前評判が高いチームだけに、平岡選手のパスから多くのゴールを見ることができるのではないでしょうか。
注目選手2021:福田師王(神村学園 FW)
日本代表でも、数々のゴールを決めてきた岡崎慎司選手に憧れていると言う闘志溢れるファイター・福田師王選手。
ダイビングヘッドが得意ですので、パワフルなプレーで見る人を魅了してくれることでしょう。
何が凄いと言えば激戦区の鹿児島県予選で1年生ながらに、4試合連続ゴールを決めている決定力です。
技術はまだ粗削りではあるものの、とにかくゴールを奪うということに関して言えば他の上級生選手にもまったく引けを取りません。
チームメイトで同じ1年生の大迫選手と共に、ルーキー旋風を起こしてくれそうな期待に溢れる楽しみな選手です。
神村学園サッカー部メンバーについては、こちらでもお伝えしています。
神村学園サッカー部メンバー2021の出身中学一覧!監督や注目選手も!
全国高校サッカー選手権2022の優勝候補予想・注目選手 まとめ
全国高校サッカー選手権2022の優勝予想をお伝えしましたが、いかがでしたか?
前評判では、今大会も青森山田高校が優勝候補筆頭とみられていますね。
トーナメントは一発勝負なので、番狂わせも十分起こりうるので1試合ごとに目が離せません。