大学三大駅伝の2大会目に当たる「全日本大学駅伝」。
その全日本大学駅伝2019が、11月3日に火蓋が切られます。
年明けの箱根駅伝に繋がる重要な大会でもある為、各校の気合いの入り方もひとしおでしょう。
2019年の全日本大学駅伝では、どの選手・学校がドラマを生み出すのか楽しみですね。
今回は、その全日本大学駅伝2019の注目選手と優勝予想をしたいと思います。
Contents
全日本大学駅伝2019の注目選手・有力なのは?
では、早速全日本大学駅伝2019で主役となりうる注目選手をご紹介しますね!
相澤晃(東洋大学・4年)
2019.10.14 出雲駅伝
3区
相澤 晃 選手(東洋大学)#出雲駅伝 pic.twitter.com/LE2YPfvsaJ— maco (@maco_min) October 16, 2019
現、学生長距離界のエースといえば東洋大の相澤晃選手。
やはり今年度の大学駅伝を彼なしで語る事は出来ないと思います。
10000メートル28分17秒81という好タイムを持っており、出場する大会全てで安定した走りを見せている相澤選手。
5000メートルでは同世代日本人では、最速のタイムを持っておりスピードとスタミナの両方を持ち合わせています。
三大駅伝全てで区間賞を獲得した経験もあり!
昨年・一昨年と区間賞を獲得している全日本大学駅伝でも、その走りが期待できます。
先日行われた出雲駅伝2019でも区間新記録を打ち立、全日本でも区間新記録を狙ってくるものと思われます。
とにかくレースに強くその走りに注目されます。
東洋大学の11月1日時点の区間エントリーです。
相澤晃選手がどの区を走るのか・・予想するのが難しい。
チェック全日本大学駅伝2019 東洋大学の注目選手は?区間エントリー・予想も!
浦野雄平(國學院大學・4年)
#國學院 三区 浦野雄平
先頭集団で唯一の四年生だったので先輩として負けるわけにはいかないと思っていたが結果的に負けて悔しい
東洋相澤が追い付いてきた。東洋相澤選手はお互いライバルと感じている。彼に勝たないと学生最強にはなれない。勝てるようになりたい!#出雲駅伝 #学生三大駅伝 pic.twitter.com/fLHsRTqVHm
— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) October 14, 2019
國學院大學のエース浦野選手。
先日の出雲駅伝で初優勝を成し遂げた國學院大學は、全日本大学駅伝もあなどる事ができない注目大学になっています!
その國學院のエースの浦野選手は、10000メートル28分25秒45という現在の日本人大学生の中では5番目の好タイムを保持。
箱根の山登りである5区の現在の区間記録保持者でもある浦野選手。
高低差等も気になる事がなく、平地でも好レースができるスピードを持っています。
出雲駅伝2019では、3区で東洋大・相澤選手とエース争いを見せた選手の一人です。
浦野選手の走り次第では、全日本大学駅伝2019も國學院が優勝する事もあると思います。
鈴木塁人(青山学院大学・4年)
今日の一言は鈴木塁人です
この言葉は、「秋は夜が長いので、明かりの下で本を読むべき」という意味です。
食欲の秋や読書の秋等、多くの秋がありますが、僕たちもこの秋に色々なことに励んでいき、駅伝に繋げていきたいと思います! pic.twitter.com/Z2Xgq6H15k
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) October 23, 2019
青学のキャプテンを務める鈴木塁人選手。
ここ数年、層の厚さと戦略のうまさから学生駅伝界の頂点に君臨していた青山学院。
ですが、そんな青学も今年は厳しい戦いを強いられている状況。
そんな中、青学キャプテンの鈴木塁人選手も実は不調続き。
出雲駅伝にも出走していないのですが、キャプテンである鈴木塁人選手が復調するかがカギになることは間違いありません。
もともと力のある選手ですし、復調すれば大きいです!
鈴木塁人選手が復調し、全日本大学駅伝に起用されることは青学の大きな起爆剤となるはず。
10000メートル28分31秒66の好タイムを持ち、鈴木選手は長い距離の方が強い印象。
全日本大学駅伝との相性も良いでしょう。
まず、原監督が全日本大学駅伝で鈴木塁人選手を起用するかですね。
最後の全日本大学駅伝ですし、復調して好レースを見せてくれると期待します。
井川龍人(早稲田大学・1年)
◎井川龍人 (早大) 1:04:50
初のハーフ出場💨
これからの駅伝シーズンに向けても頑張ってね☺️☺️ pic.twitter.com/RgNuZO2k8l— みみ🍞駅伝おねえさん (@29mimi14) October 26, 2019
早稲田大学のルーキーで、まだまだ伸びしろのある期待の1年・井川龍人選手。
箱根駅伝予選会では、チーム2位の順位でゴールし着実に頭角を現しつつあります!
箱根駅伝予選会では、エース格の中谷選手が不参加・・。
そんな中、早大・井川選手の活躍は予選通過に大きく貢献したといっていいでしょう。
5月には、5000メートルで自己ベスト13分54分59を叩き出し好調を維持していますし。
全日本大学駅伝でも、早稲田大学の順位に一躍買うでしょう。
1年生の中でも、特に注目されている選手で今後の活躍が楽しみです。
箱根駅伝予選会の個人成績・タイムは、こちらでまとめています。
チェック箱根駅伝2020予選会の結果・早稲田大学は?個人成績も!
全日本大学駅伝2019の優勝予想・展望
秩父宮賜杯 全日本大学駅伝2019で見事優勝するのは、どの学校になるのか?!
その優勝予想と展望はこちらです。
駒澤大学
先日の出雲駅伝でも2位という好成績であり、今年の駒澤大学は層が厚いです。
他の大学と比較をしても、全日本大学駅伝は出雲以上に駒澤の層の厚さ発揮できる場ではないかと思います。
4年生のW中村選手を中心に山下選手、1年生の田澤選手等注目の選手も多い。
今季の全日本大学駅伝では、かなり期待ができると思います。
特に高低差も少なく平地での大会となる全日本大学駅伝では駒澤は強いと思われます。
有力な優勝候補として、その走りを楽しみにしています!
チェック全日本大学駅伝2019の駒澤大学注目選手は?区間エントリー・展望も!
東海大学
やはり前回の箱根駅伝の覇者東海大学もあなどれない大学です。
出雲駅伝では4位という結果に終わりましたが・・・。
その結果を踏まえ立て直してくる事が予想されます。
エース格の鬼塚選手の走りが、東海の結果に大きく影響を与える事になると思います。
もし、鬼塚選手が区間賞を獲得するような走りができれば、東海が優勝するのではないかと思います。
選手層も厚くボタンの掛け違いがなければ圧倒的なタイムで優勝する可能性すらあります。
青山学院大学
今年の青学はかなり厳しい状況にはありますが、学生駅伝での優勝経験のあるメンバーが多いのが強み。
「勝つ」という事をとても良くしっている大学である事から、決してあなどる事はできません。
また、青学は1年生の岸本選手の伸びしろが期待されます。
出雲駅伝では、2区区間賞をとり原監督の期待も大きいようです。
全日本大学駅伝でも岸本選手が起用されるでしょうね。
下級生を軸に全日本大学駅伝はエントリーと組むと明言していましたしね。
また、名将・原監督は試合巧者でありますし、吉田選手や鈴木選手といった実力のあるメンバーも残っています。
1年生の調子をさらに引き上げるには、4年生の活躍も欠かせません。
エース吉田選手とともに、鈴木選手がどこまで調子を上げられるか・・。
復調しキャプテンである鈴木塁人選手が起用されることで、士気も上がります。
うまく展開を運んでいければ優勝の可能性はあるでしょう。
青学の注目選手・区間予想はこちらでご紹介しています。
チェック全日本大学駅伝2019青山学院大学の注目選手!区間エントリーはこちら!
全日本大学駅伝2019注目選手・優勝予想 まとめ
全日本大学駅伝2019の注目選手と優勝予想をお伝えしました。
やはり、有力な注目選手といえば東洋大・相澤晃選手とみています。
そして、国学院の浦野雄平選手・青学の鈴木塁人の走りも目が離せません!
優勝校予想で有力なのは、出雲駅伝でも2位でフィニッシュした駒澤大学。
やはり、その選手層の厚さが強みですよね。
全日本学生駅伝では、対抗馬として東海・青学が優勝争いに絡んでくると予想しています。
青山学院大学は、踏ん張りどころの大会になるでしょう。