杜の都仙台にあの大魔神佐々木主浩氏(元横浜)を彷彿させる投手がいます。
その選手というのが、宇田川優希投手(仙台大学)です。
最大の武器がフォークボールで、早くも大魔神2世の声も挙がっている投手。
大魔神佐々木投手と、大学こそ違え同じ仙台から羽ばたこうとしています。
今回は、そんな宇田川優希投手(仙台大学)の出身中学や高校や経歴・成績。
球種・球速とともにドラフトはどうなのかスカウト評価とともにお伝えします。
Contents
宇田川優希(仙台大)のプロフィール
仙台大学
#18 宇田川優希(④八潮南高)待ち望んだリーグ戦、エースナンバー18を背に纏い福祉大Gに見参!
彼もまたこれからどんどん上げていってくれることでしょう。今日の出来に満足しているわけはないと思います
秘めたる闘志を静かに内に燃やす大エース。チームを神宮へ導け! pic.twitter.com/aH6NBgxXxl— H.ERO@ぴえん🥺 (@ozex41) September 19, 2020
宇田川優希 プロフィール
読み方:うだがわ ゆうき
生年月日:1998年11月10日
身長/体重:184cm/95kg
ポジション:投手
投打:右投右打
出身中学:越谷市立西中(軟式)
出身高校:八潮南
出身地:埼玉県越谷市
では、仙台大・宇田川優希選手のこれまでの経歴などを見ていきましょう。
宇田川優希(仙台大学)の経歴
宇田川優希投手は、小学校2年で2つ上の双子の兄の影響により野球を始めます。
宇田川優希(仙台大学)の経歴:中学まで
”家でゲームをしているより野球が好き”と、一人で日が暮れるまでボールを壁に当てて遊んでいたそうです。
このおかげで、制球がついたと宇田川優希投手は言っていますね。
野球を始めたころは、外野手を務めていた宇田川優希(仙台大)選手。
小学校5年生の時に、投手へと転向しました!
そして、小学校6年生の時に市内大会で準優勝しています。
出身中学校は、越谷市立中学で軟式野球でプレーをしました。
宇田川優希投手はですが、中学時代には目立った成績は残していません。
宇田川優希(仙台大学)高校時代の経歴・成績
仙台大の宇田川優希投手の出身高校ですが、高校は無名の八潮南高校へ進学。
その八潮南高校でも、3年夏までは注目される存在ではありませんでした。
ですが、そんな宇田川優希投手が俄然注目されたのは、夏の大会1回戦杉戸戦。
杉戸高校を相手に、見事完封し15奪三振の好投を見せたのです!
次の2回戦北本戦は、8回2/3のロングリリーフをみせ・・。
続く3回戦・正智深谷戦は延長15回2失点でした。
引き分け再試合となり、4回から登板し後半打たれて逆転負けを喫しましたが・・、3球団のスカウトが訪れていましたね!
宇田川優希(仙台大学)の実績(成績):大学
その後、宇田川優希投手は仙台大に進学します。
知人を通して、宇田川優希投手を視察に来た仙台大「森本吉謙監督」のお眼鏡にかなったのです。
当時監督は、「荒削りだが馬力がある。間違いなく逸材だ」と言っていました。
仙台大は。投手育成に定評があるという声も多い大学です。
現にここ数年、仙台大からプロ選手が誕生していますね!
過去に仙台大学が排出したプロ野球選手
2015年 | 熊原健人投手 (DeNA ドラフト2位→楽天) |
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2017年 | 馬場皐輔投手 (阪神ドラフト1位) |
2019年 | 大関友久投手 (ソフトバンク育成2位) |
2019年 | 佐藤優悟外野手 (育成オリックス育成1位) |
宇田川優希 仙台大学2年で頭角を現す
宇田川優希投手は、仙台大で1年からベンチ入りします。
登板機こそ少なかったのですが、期待の大きさがわかります。
すでに、春のシーズンでMAXは146キロ、秋には149キロまで伸ばしています。
2年生になるとリリーフで頭角を現わし、3勝してブレークします。
春秋で、19回1/3で38奪三振という驚異的な数字を挙げた宇田川優希投手。
3年生からは、リリーフから先発に転向しました!
特に春は5試合に登板、28回1/3、被安打13、防御率0.64の好成績。
優勝こそ逃しましたが、敢闘賞を獲得しています。
3年終了までの成績は7勝1敗、76回99奪三振、防御率1.78と見事なものです。
侍ジャパン選考合宿にも、6月11月と二度招集。
残念ながら代表入りはできませんでしたが・・。
今シーズンも仙台大は10月現在7勝1敗で、東北福祉大と優勝を争っています。
宇田川優希投手のライバル
宇田川優希投手は、東北福祉大の同じドラフト候補の「元山飛優選手」「山野太一投手」をライバル視しています。
特に元山選手とは、代表合宿で一緒になり仲良くなったようです。
LINEで連絡を取り合うほど親しいのだとか。
宇田川優希投手は、昨秋の明治神宮大会出場を決める試合で、元山選手に決勝打を打たれたこともあり・・。
それだけに、それ以来の対戦となる今秋の対決には並々ならぬ闘志をみなぎらせていますね。
宇田川優希(仙台大学)の球種・球速や特徴
宇田川優希投手は、長身から投げおろす直球と、落差の大きいフォークボールが魅力です。
球速:MAX152キロ
宇田川優希望投手の球種ですが、他にもスライダーを投げます。
宇田川優希(仙台大)の球種:ストレート
平均140キロ後半のストレートは、決め球にもカウントを取るのにも有効です。
長身で角度があるため、打者が詰まるケースが目立ちますね!
宇田川優希(仙台大)の球種:フォークボール
宇田川優希投手の代名詞になっているボールです。
130キロ後半でとにかく落差があるのが特徴!
大学に入り球速も伸びましたが、このボールをものにしてから三振を多く取れるようになりました。
プロ野球入りした先輩・馬場投手からフォークボールを教わったそうです。
スカウト間で、将来はフォークの名投手、野茂、佐々木、千賀に匹敵する投手になるのではと囁かれているほどです!
宇田川優希(仙台大)の球種:スライダー
宇田川優希投手が投げる球種には、スライダーもあります。
割合は多く投げませんが、130キロ前後のスピード。
ほとんどの投球の組み立てが直球とフォークになっていて、見せ球に使っていますね!
宇田川優希(仙台大学)のドラフト・スカウト評価は?
それではプ、ロのスカウトは宇田川優希投手をどのように評価しているのでしょう。
各スカウトの声を拾ってみます。
「球速以上に球がきていてキレもいい。」
「スケール感が大きい。プロのトレーニングで身体が出来上がってくれば一気に伸びる可能性がある。」
「角度がある重いストレートがある。フォークもいい。」
「ゆったりしたフォームからガンッと伸びのある球がくる。リリースポイントが高いので高目で空振りが取れる。」
宇田川優希投手は、スカウトの評価も高いです。
宇田川優希(仙台大学)出身高校・【ドラフト】スカウト評価 まとめ
仙台大の宇田川優希投手について、ご紹介しました。
仙台大に進んで、見事に花開いた宇田川優希投手。
その魅力といえば、やはり落差ののあるフォークボールです。
先輩から伝授された陰には、大学の雰囲気や宇田川投手の明るい陽気な性格があります。
佐々木2世と言われるその魔球を早く見たいもの。
まもなく開催されるドラフト会議2020が楽しみですね。