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野球

木村大成(北海)の球種・球速!成績やドラフト評価も!

2021年春のセンバツで、北の大地から全国に向けて頭角を現したのが北海高校の木村大成投手。

ドラフト2021の候補として、注目度をアップしています。

しなやかな腕の振りは、同じ左腕の早川隆久投手(早稲田大→楽天)を彷彿させます。

 

今回は、その木村大成(北海高校)の経歴や成績、

球種・球速など特徴やドラフト評価などについて詳しくお伝えします。

木村大成(北海)のプロフィール

最初に、北海高校・木村大成投手のプロフィールをご紹介します。

木村大成 プロフィール

読み方:きむら たいせい
生年月日:2003年9月12日
ポジション:投手
投打:左投左打
身長/体重:180cm/76kg
出身地:北海道東広島市

では、木村大成投手(北海)の経歴・成績を見ていきます。

木村大成投手(北海)の経歴:高校まで

木村大成投手が野球を始めたのは、小学校1年生の時。

「北広島東部カープジュニア(軟式)」で野球を始めました。

野球を始めた当初から、木村大成選手のポジションは投手でした。

 

木村大成(北海)の出身中学

木村大成投手の出身中学は、地元の北広島東部中学。

中学では、軟式野球部に所属しました。

多くの甲子園球児のように、硬式チームには入りませんでした。

 

3年時には、エースで4番打者・球速も130キロを超えました。

春の道大会では、準優勝に輝いています。

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木村大成投手の北海高校での成績・実績

木村大成選手ですが、北海高校では入学早々ベンチ入りを果たします。

春の北海道大会2回戦の札幌厚別戦、で3回を無失点におさえ公式戦デビューを飾りました。

 

1年夏は、地区大会2試合・南北海道大会1試合に登板。

準々決勝国際情報高校戦での登板でしたが、4回4失点で敗れました。

そして、秋に1年生ながらエース番号を背負います。

 

ですが、地区大会1回戦・札幌第一戦で5回1/3、10失点を喫しコールド負け。

この時、木村大成投手は大きな挫折を味わいました。

木村大成 北海高校での成績:2年夏にMAX145キロマーク

ひと冬越すと、体重も10キロ増となった木村大成投手。

2年夏には、球速もMAX145キロを記録しました!

 

2020年は、コロナ禍で史上初の春夏甲子園中止し、各地で代替大会が開かれました。

木村大成投手は、その夏の代替大会で5試合にリリーフ登板。

1回戦の函館工戦では、8回無失点の好投をみせています。

 

しかし、準々決勝の札幌大谷戦に6回からリリーフし、辛い結果に。

延長10回タイブレークで、1死満塁から直球が逆球となり捕逸(パスボール)でサヨナラ負けとなってしまいました。

 

試合後、木村大成投手は・・。

「自分の投球で3年生を引退させてしまった。もっと良い投球をしていたら勝てたのに。」と大粒の涙を流しました。

2大会連続の悔しい思いから、それ以後投球スタイル、練習方法を変えたのでした。

木村大成 北海高校での成績:センバツ2021の切符を掴む

2年秋の北海道大会で、木村大成投手(北海)は先発3試合を含む4試合に登板。

その4試合を、無失点に抑えました。

 

特に、準決勝知内戦(4-0被安打3)、決勝旭川実業戦(1-0被安打2,11奪三振)と連続完封の離れ業は見事でした。

素晴らしい好投を見せ、北海高校がセンバツ2021への切符を手にしました。

 

木村大成 北海高校での成績:センバツ2021

センバツ2021での木村大成投手の成績ですが・・。

神戸国際大付属を相手に8回まで1失点、9回に同点に追いつかれました。

そして、延長10回・サヨナラ負けを喫し夏までの課題を残す形に。

 

しかし、MAXタイの145キロを記録。

スライダーの精度と共に、左腕・木村大成の名を関係者やファンへ大いにアピールできていました。

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木村大成(北海)の球種・球速 特徴は?

北海高校の木村大成投手は、力感を感じさせないなめらかなフォームから繰り出す速球とキレ味鋭いスライダーを武器にしています。

球速:MAX145キロ

球種:ストレート,スライダー,チェンジアップ,カーブ

遠投:95m

50m走:6.8秒

では、木村大成投手の球種ごとの特徴です。

木村大成投手の球種:ストレート

木村大成投手のストレートは、MAX145キロ。

常時130キロ後半から140キロ前半のスピードを誇ります。

回転数2300 rpm程で、これは大リーグ投手の平均以上の数字です。

従って、スピード以上に質の良い直球と言えますね。

 

木村大成投手の球種:スライダー

木村大成投手のスライダーは、球速120キロ台。

このスライダーの回転数も2700rpmと多く、打者からは消えるように見えるほど鋭く変化します。

 

左打者には、外角に逃げる球となり、右打者には内角に食い込む球となります。

スライダーが、木村大成投手が最も得意としているボールです。

木村大成投手の球種:チェンジアップ・カーブ

続いて、木村大成投手のチェンジアップ。

120キロ前半のスピードで、打者の手元で沈む球を放ちます。

空振りのとれる球ですね。

 

カーブ

木村大成投手のカーブは、110キロ台でストライクがとれる球。

大きく緩く変化するカーブを放ちます。

木村大成(北海)のスカウト評価

木村大成投手ですが、秋のドラフト2021での指名が気になりますね。

スカウトは、木村大成投手をどのように評価しているのでしょう。

阪神スカウト

「ストレートに力がある。スライダーもしっかり投げられていた。腕の振りがいいから打者は打ちづらいだろう。」

広島スカウト

「簡単には打てない。スライダーもカーブも手元で変化していた。直球も球速が出ているし打てそうで打てない。」

ロッテスカウト

「スライダーもいいし直球も強い。クロスファイアーがいい。面白い存在だ。」

日本ハムスカウト

「スライダーはキレが良く大きくて鋭い。高校生じゃそういう投手は見たことがないでしょう。なかなか打てない。」

と、木村大成投手に上々の評価を与えています。

やはり、どのスカウトもスライダーの評価が高いのがわかりますね!

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木村大成(北海) 兄との約束

北海・木村大成投手には、3つ上の兄(弘輝さん)がいます。

木村大成投手は、小さい時から兄の弘輝さんを目標にしてきました。

兄・弘輝さんは、北広島東部中学時代は主将で全国大会にも出場。

 

高校は、遠路大阪の関西創価高校に進んでいます。

しかし、高校3年で肘を痛めてしまい野球は高校で断念しています。

(2021年時点:創価大在中)

 

そんな弘輝さんは、弟(木村大成投手)に二つの夢を託しています。

ひとつは甲子園出場、もうひとつはプロ野球選手になることです。

 

弘輝さんは、昨年の夏・木村大成投手がサヨナラ負けをした試合後、こんなふうに言っていました。

「弟があんなに泣いたのは初めて見ました。よほど悔しかったのでしょう。」

 

センバツのスタンドには、家族と共に木村大成投手を感激深げに応援する弘輝さんの姿がありました。

ひとつの夢(甲子園出場)は、達成されました。

残りの夢に向かって兄・弘輝さんは、木村大成投手を励まし続けています。

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木村大成(北海)の成績・球種球速 スカウト評価 まとめ

木村大成投手(北海)について、お伝えしました。

2021年の高校生には、好素材の投手が多くいます。

その中で、左腕では木村大成投手はトップクラスの存在と言えるでしょう。

 

センバツ2021では、1試合しか観ることが出来ませんでした。

夏には、さらに成長した姿を披露してくれることを期待しています。