2年前のドラフトで指名待ちしていたのに、名前が呼ばれなかった山本高広(日本生命)投手。
2年前、関西大の投手だった山本隆広投手は大学で自分の名前が呼ばれるのを待っていたのですが・・。
無情にも名前は呼ばれませんでした。
どんなに悔しかったことでしょう・・、この2年その悔しさをバネに山本隆広投手は頑張ってきました。
そして、運命のドラフト会議2020です。
今回は、そんな山本隆広(日本生命)の経歴や成績、球種・球速や特徴とともにスカウト評価についてもお伝えします。
Contents
山本隆広(日本生命)のプロフィール
《メンバー紹介》
山本 隆広(やまもと たかひろ)
入社2年目・投手
桜宮高(大阪)-関西大大学時代、リーグ戦で完全試合を達成するなど、実績十分✨
浮き上がるようなストレートと、バッターに向かっていく気持ちの強さが持ち味の、期待のピッチャーです! pic.twitter.com/toRmXCp0rV— 日本生命野球部 (@nissaybaseball) May 14, 2020
山本隆広投手のプロフィール
読み方:やまもと たかひろ
生年月日:1997年1月27日
身長/体重:172cm/83kg
ポジション:投手
投打:右投右打
所属:日本生命
出身大学:関西大学
出身高校:桜宮
出身中学:阪南市立鳥取東中
出身地:大阪府阪南市
では、日本生命の山本隆広投手の経歴などを見ていきましょう。
山本隆広投手(日本生命)の経歴
山本隆広投手は、5歳から「東鳥取ファイターズ」で野球を始めました。
出身中学は、阪南市立鳥取東中です。
中学では、軟式野球部では捕手、遊撃手を経て2年生秋から投手でプレーします。
山本隆広(日本生命)の経歴:高校
日本生命・山本隆広投手の出身高校は公立の桜宮高校。
3年夏は、ベスト16で敗退となりました。
全4試合(先発3)28回1/3投げ、初戦には15奪三振、3回戦で12奪三振を記録しています!
MAX145キロをマークして注目されていましたね。
ですが、高校時代の甲子園出場はありません。
山本隆広(日本生命)の経歴:大学時代
山本隆広投手ですが、大学は関西大学へ進みます。
関西大では、1年秋からリーグ戦に出場を果たしました!
2年生秋には、先発2番手となり最多の5勝をあげ4季ぶりの優勝を飾っています。
では、その関西大での山本隆広投手(日本生命)の成績も見ていきましょう。
山本隆広投手の関西大学時の成績
社会人野球/日本生命の山本隆広投手の関西大学での成績が、こちらになります。
1年秋 | 1試合 0勝0敗 2回 被安打2 奪三振2 防御率9.00 |
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2年春 | 1試合 0勝0敗 1回 被安打0 奪三振3 防御率0.00 |
2年秋 | 8試合 5勝1敗 47回1/3 被安打33 奪三振47 防御率2.47 |
3年春 | 8試合 5勝1敗 49回 被安打31 奪三振52 防御率1.47 |
3年秋 | 6試合 5勝1敗 50回2/3 被安打41 奪三振36 防御率2.84 |
4年春 | 登板なし 右ひじ剥離骨折の為 |
4年秋 | 9試合 5勝2敗 70回2/3 被安打52 奪三振62 防御率1.40 |
計 | 33試合 20勝5敗 220回2/3 被安打162 奪三振202 防御率2.04 |
と、山本隆広投手は関西大学時代に素晴らしい成績を残しています。
2年秋にはMVP、最優秀投手に輝いています。
3年秋に、山本隆広投手は完全試合を成し遂げました!
さらに、全国大会にも出場し以下の成績でした。
2016年 | 明治神宮大会 対明治大 × 2回 被安打1 奪三振1 四球2 自責点2 |
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2017年 | 明治神宮大会 対創価大 1回2/3 被安打1 奪三振4 四球2 自責点1 |
山本隆広投手は、2年生の時からコーチに就任したOBの山口高志氏(元阪急)に、指導を受けています。
山口コーチは、山本隆広投手が自分と同じタイプ(体が小さい本格派)で徹底的に鍛えたようです。
その結果、山本隆広投手は山口高志2世と呼ばれるようになりました。
そして、ドラフトの日を待ったのですが残念ながら、指名はありませんでした。
山本隆広投手は、卒業時いくつかのノンプロからの誘いの中から地元大阪の日本生命を選んでいます。
山本隆広投手(日本生命)の社会人での実績/成績
日本生命で山本隆広投手は、1年目から公式戦5試合(先発3)に登板しています。
3月の大阪大会では、対ミキハウス戦の初登板では7回4安打2失点の好投で初勝利をあげました。
では、1年目の公式戦成績がこちらです。
大阪春季大会 | 対三起銀行戦 7回 4被安打 3奪三振 1四球 自責点1 |
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静岡大会 | 対永和商事戦 6回1/3 5被安打 5奪三振 1四球 自責点1 |
京都大会 | 対神戸高砂戦 5回 6被安打 3奪三振 3四球 自責点2 |
昨年(2019年)の都市対抗、日本選手権の出場実績はありません。
山本隆広投手(日本生命)球種・球速・特徴
日本生命・山本隆広投手の投球を分析してみましょう。
球速:MAX150キロ
山本隆広投手の球種:ストレート
MAX150キロで、特に高目は浮き上がるように打者に向かってきます。
打者が高めのボール球を空振りするケースが目立ち、球がよく伸びているのがわかりますね。
投手としては小柄な体格なのですが・・。
その体をフルに使った力感あふれるフォームで投げ込んでくる姿は、まさにかつての山口高志氏を彷彿させます。
山本隆広投手の球種:スライダー/チェンジアップ
スライダー
山本隆広投手のスライダーですが、
120キロ台のボールで、決め球というより直球を活かすように使っています。
チェンジアップ
山本隆広(日本生命)のチェンジアップは、120キロ台で鋭く落ちます。
ときどき抜けるケースがあり、今後の課題となりそうですね。
山本隆広投手の制球力
山本隆広(日本生命)の制球力ですが、まだ細かいコントロールはありません。
カット気味に入ったり抜けたりと、質のバラツキがみられます。
山本隆広投手(日本生命)のスカウト評価は?
日本生命・山本隆広投手のスカウト評価はどうなのでしょう。
地元の阪神、オリックスの評価がありますね。
「気持ちが強くてプロ向きな投手。指にかかった時の直球は素晴らしいものがある。」
「球の質で勝負するタイプ。いいスピンがかかっていた。」
ドラフト上位指名は無理でも、下位での指名の可能性はあるのでは?
山本隆広(日本生命)の成績・球種・球速・スカウト評価 まとめ
日本生命の山本隆広投手には、2年前の悔しさがあります。
何とかドラフト会議2020では、は指名されたいところです。
ただ、会社の方針で指名順位の束縛もあると聞きますね・・。
要するに下位指名ですと、残留させるかもしれないということです。
難しいところですが、山本隆広投手が指名されることを願っています。