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野球

佐々木健(NTT東日本)の球種・球速!成績やスカウト評価は?

ドラフト解禁の社会人2年目で大きな飛躍を遂げた投手。

それが佐々木健(NTT東日本)投手です。

社会人の左腕で、ナンバーワンの呼び声高い選手。

 

今回は、その佐々木健(NTT東日本)の経歴や成績、

球種・球速や特徴とともに、スカウト評価(ドラフト)についてお伝えしていきます。

佐々木健(NTT東日本)のプロフィール

佐々木健投手のプロフィール

読み方:ささき たける
生年月日:1996年5月13日生まれ
身長/体重:180cm/85kg
ポジション:投手
投打:左投左打
所属:NTT東日本
出身大学:富士大学
出身高校:木造高校
出身地:青森県つがる市

では、NTT東日本の佐々木健投手の経歴などを詳しくみていきましょう。

佐々木健(NTT東日本)の経歴

佐々木健投手は小学校5年生から本格的に野球を始めています。

出身中学は、木造中学で軟式野球に所属していました。

佐々木健(NTT東日本)の経歴:高校

佐々木健投手ですが、出身高校は同じく地元の木造高校。

木造高校は、1982年夏の甲子園の出場はありますが、全国的には無名の高校といっていいでしょう。

 

高校では、3年春の県ベスト16が最高の成績でした。

最後の夏も、2回戦っで敗れているということで、目立った活躍はありませんでした。

佐々木健(NTT東日本)の経歴:大学

NTT東日本の佐々木健投手の大学ですが、高校の1つ上の先輩が所属していた富士大学(岩手県)に進学します。

最近の富士大は、大学選手権にも出場したり、

山川穂高選手・外崎修汰選手・多和田真三郎投手(いずれも西武)らプロ選手を輩出している注目大学ですね!

 

その富士大では、1年秋からリーグ戦に出場します。

最終戦の八戸学院大戦にリリーフで登板し、延長戦の末に勝利をもたらしました。

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佐々木健投手の大学での成績

佐々木健投手の富士大学での成績は、次のとおりです。

1年秋 1試合 1勝0敗 防御率0.00
2年春 2試合 0勝0敗
3回 2被安打 6奪三振 防御率9.00
2年秋 3試合 0勝1敗
5回 防御率 3.60
3年春 登板なし
3年秋 2試合 0勝0敗
4回 7被安打 3奪三振 防御率11.25
4年春 5試合 3勝1敗
35回2/3 22被安打 51奪三振 防御率1.77
4年秋 7試合 5勝1敗
45回 26被安打 59奪三振 防御率1.80
20試合 9勝3敗 
97回2/3 防御率2.40(一部不明分を除く)

 

佐々木健投手の成績ですが、4年生になっての飛躍がうかがえます。

続いて、佐々木健(NTT東日本)の大学時代の全国大会成績です。

2016年
2年時
大学選手権 対 亜細亜大 ×
1/3回 1被安打 0奪三振 1四球 自責点0
2017年
3年生時
大学選手権 対立教大 ×
1回 0被安打 2奪三振 1四球 自責点0
明治神宮大会 対 東洋大 ×
1回 3被安打 2奪三振 1四球 自責点4
2018年
4年生時
大学選手権 対 中京大 ×
7回 5被安打 6奪三振 1四球 自責点1

特に、4年生の大学選手権ですね。

試合には、敗れたもののMAX149キロを計測し、侍ジャパンの代表候補に選ばれています。

佐々木健投手は、その選考合宿中に152キロをマークしています。

 

そしてプ、ロからの誘いもあったのですが、志望届は出しませんでした。

というのも、佐々木健投手はプロ入りに対して強い拘りがあったのです。

 

佐々木健投手は、このように言っていました。

「大卒でプロに行くには3年生までに結果を残すべきだと思っていたが残せなかった。」

「4年時の活躍は同級生の鈴木翔天(現楽天)が怪我をしていて僕が投げたが、3年生の時点で鈴木には叶わなかった。」

 

佐々木健投手は、すごくストイックなのだなと思いますね。

4年生での活躍をみれば、即プロ入りしても不思議ではないと思うのですが、自分自身が納得いかなかったのでしょう。

 

そして結局、佐々木健投手は社会人でプレーする道を選びました。

複数の会社からの誘いがありましたが、自分の意志と会社の理念が一致していた「NTT東日本」を選びます。

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佐々木健投手(NTT東日本)の社会人野球での実績/成績

佐々木健投手は、富士大最終学年での急成長で、NTT東日本の即戦力と期待されましたが・・。

社会人1年目は、あまり活躍できませんでした。

制球難と立ち上がりの不安定さが原因となっていましたね。

2年間の佐々木健投手の主な公式戦の結果(成績)が、こちらです。

2019年 都市対抗野球 対日本生命 ×
先発2回1/3 3被安打 3奪三振 3四球 自責点2
2019年 日本選手権 対日本通運
先発1/3回 5被安打 0奪三振 1四球 自責点4

 

そして、NTT東日本の佐々木健投手ですが、2年目の今年はプロ解禁と相まって飛躍的な成長をみせ始めました!

課題を克服するため飯塚智広監督と相談の結果、今年に入り練習試合を含めリリーフ登板の機会を増やしています。

リリーフ登板で、短いインングに集中させ全力投球させるようにしたのです。

 

また、立ち上がりの不安定を解消するために、試合前のブルペンで100%の力で投げるようにしています。

そうすることで、力の調整ができ落ち着いて試合に入っていけるようになりました。

では、最近の公式戦2試合の成績です!

9/24 都市対抗予選1回戦 対アセット証券 〇
リリーフ1回 0被安打 0奪三振 0四球 自責点0
10/5 都市対抗予選2回戦 対JR東日本 ×
先発 5回1/3 2被安打 6奪三振 2四球 自責点2

 

10月5日の試合では、自己最速タイの152キロをマークしています。

NTT東日本は、11月22日より始まる都市対抗野球に、東京第二代表として5年連続44回目の出場を決めています。

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佐々木健(NTT東日本)の球種・球速・特徴は?

NTTの佐々木健投手は、左腕から伸びのある速球を投げ込む本格派投手です。

球速:MAX152キロ

では、佐々木健(NTT東日本)のピッチング(投球)を分析してみましょう。

佐々木健(NTT東日本)の球種:ストレート

佐々木健投手は、MAX152キロ・常時140キロ台の伸びのある速球を投げます。

ボールの出どころが、見づらいフォームで右肩がなかなか開きません。

そのため、打者はいきなりボールが出てくる感覚で振り遅れます。

 

それでいて肘は高く上がり、左腕特有の角度があるのが特徴です。

フォームは、成瀬善久投手(元ロッテ)に似ていますね!

佐々木健(NTT東日本)の球種:スライダー/チェンジアップ

スライダー

佐々木健投手のスライダーですが、120キロ台で横に大きく曲がります。

左打者には、やっかいなボールとなりますね。

 

チェンジアップ

続いて、佐々木健投手の球種にはチェンジアップあります。

120キロから130キロ前後のスピードで鋭く沈み込むボール。

空振りの取れるボールとなっていますね!

 

カーブ

カーブについては、110キロ台のスピードでタイミングをはずすのに有効です。

佐々木健(NTT東日本)の制球力

NTT東日本の佐々木健投手ですが、最大の課題は制球力です。

特に立ち上がりの制球が、不安定で失点の原因となっていますね。

テイクバックで体が少し沈み、重心の上下動があるため上下にブレる傾向があります。

 

制球を乱すと、腕が縮みフォームが小さくなって悪循環に・・。

前述したように、飯塚監督が全力投球ができるようにリリーフ転向を示唆しました。

佐々木健(NTT東日本)のスカウト評価【ドラフト】

では、NTT東日本の佐々木健投手について、スカウトの声を見ていきます。

日本ハムスカウト

「大一番で今年のトップレベルの投球を見せたこと。2回以降、変化球を使って自分の投球を取り戻したことは評価できる。」

西武スカウト

「球の威力が魅力。指にかかった時の直球で何度もバットを折っていた。」

中日スカウト

「打者にとって左の150キロは右と全く違う。2ボールからでもチェンジアップを使えたし、真っすぐもすばらしかった。」

ロッテスカウト

「真っすぐがはしっていて力強かった。スライダー、チェンジアップもいいし、角度がある。」

と、佐々木健(NTT東日本)の評価は上々のようです。

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佐々木健(NTT東日本)の球種・球速・成績やスカウト評価 まとめ

今回は、NTT東日本の佐々木健投手についてご紹介しました。

左腕特有の荒れ球はありますが、150キロ超の剛球は魅力ですね!

まだまだ伸びしろを感じさせる投手であることは間違いありません。

 

出場が決まっている来月の都市対抗野球では、有終の美を飾ってくれることを期待したいです。

無名校のエースだった佐々木健投手が、全国へ名乗りを上げます!