楽天でプレーする兄（裕哉）に続けと、プロ入りを目指してる小郷賢人投手（東海大学）。
剛腕投手で、大学ではクローザーとしてアピールしています。
大学生ドラフト候補2020で注目選手の1人ですが、果たして10月26日のドラフト会議ではどうなるか？！
そんな小郷賢人投手（東海大学）の経歴や成績、
球種・球速・特徴とともに、兄（小郷裕哉）選手のことやドラフト・スカウト評価についてお伝えしていきます。
Contents
小郷賢人投手（東海大学）のプロフィール
2019/6/11
東海大・小郷 賢人投手(③関西)#全日本大学野球選手権大会 pic.twitter.com/nOsd1xRkCL— AKIRA@31マリン1横浜S (@chikamon_is_god) June 14, 2019
小郷賢人プロフィール
読み方：おごう けんと
生年月日：1998年9月28日生まれ
身長/体重：180cm/80kg
ポジション：投手
投打：右投右打
所属：東海大学
出身高校：関西高
出身中学：倉敷市立庄中
出身地：岡山県倉敷市
では、東海大・小郷賢人投手の経歴などを見ていきましょう。
小郷賢人（東海大学）の経歴
小郷賢人投手ですが、小学校へ入学すると父が監督を努めていた「庄スポーツ少年団」に入団し野球を始めます。
小郷賢人投手の経歴：中学時代まで
庄スポーツ少年団には、2歳上の兄（裕哉）がいて、以降高校まで同じチームで兄とプレーしてきました。
そして、小郷賢人投手の出身中学ですが倉敷市立庄中学です。
中学では、「ファイターズ岡山」に所属し投手としてプレーしています。
このチームには、現ソフトバンクの海野隆司選手がいて、中学こそ違えど高校・大学と同じ道を歩んでいますね。
小郷賢人投手はとても身近に二人のプロ野球選手がいたのです。
目標とするには、素晴らしい環境といえます！
小郷賢人投手の経歴：高校時代
小郷賢人選手ですが、出身高校は兄（裕哉）と同じく名門関西高校に進学。
1年生からベンチ入りを果たしますが、在籍中に関西高校の甲子園出場はありませんでした。
最高成績は、3年春のベスト4進出です。
3年生3月の練習試合で、小郷賢人投手は148キロをマークして注目されました！
最後の夏の大会では、全3試合に登板しますが・・・。
準々決勝で倉敷商に1-5で敗れました。
この倉敷商との試合で、自己最速の150キロをマークします。
ですが5回、小郷賢人投手は頭部に死球を与えてしまい、途中退場で苦い経験を味わっています。
複数の球団は興味を示していましたが、プロ志望届は出さず東海大へ進学。
これは、小郷賢人投手の兄の例もあったからでしょう。
小郷賢人さんの兄・裕哉選手は、高校時にプロ志望届出しましたが指名がなかったんですよね。
小郷賢人投手の大学での実績・成績
小郷賢人投手ですが、東海大学では春のリーグ戦から出場しています。
開幕戦からクローザーの大役を担い、11回1/3無失点で5季ぶりに優勝に貢献しました。
小郷賢人投手の大学での実績（成績）は次のとおりです。
| 2年春 | 8試合 2勝0敗 11回1/3 7被安打 22奪三振 防御率0.00 |
|---|---|
| 2年秋 | 腰痛のため登板機会なし |
| 3年春 | 8試合 1勝0敗 12回 4被安打 15奪三振 防御率0.00 |
| 3年秋 | 肘痛のため登板機会なし |
| 4年春 | コロナウイルスの為 開催中止 |
| 4年秋 | 4試合 0勝1敗 6回 1被安打 6奪三振 防御率0.00 |
すべてリリーフ登板です
※今季（2020年秋）は1敗していますが、自責点は0のため防御率は0.00になります。
防御率0.00というのは、驚異的な数字ですね。
小郷賢人（東海大学） 全日本大学選手権の成績/実績
小郷賢人（東海大）投手ですが、全日本大学選手権でも登板しています。
こちらが全日本大学選手権の小郷賢人投手の成績です。
| 2018年 | 対九州産業大戦 1回1/3 1被安打 2奪三振 1自責点 2回戦× |
|---|---|
| 2019年 2回戦 |
対立命館大戦 2回2/3 0被安打 4奪三振 0自責 〇 |
| 準々決勝 | 対大阪商大戦 2/3回 0被安打 2奪三振 0自責点 〇 |
| 準決勝 | 対仏教大戦 1/3回 0被安打 0奪三振 0自責点 × |
小郷賢人（東海大学）の日本代表時の成績/実績
小郷賢人投手ですが、日本代表としても2大会に出場してきました！
以下、日本代表として登板した時の成績/実績です。
| 2018年 日米大学野球 |
3試合 2回2/3 6被安打 5奪三振 3自責点 |
|---|---|
| 2018年 国際ハーレム大会 |
1試合 1回 1被安打 1奪三振 0自責点 |
2018年（2年時）の日米大学野球の強化合宿での紅白戦では、兄・裕哉選手（立正大）との対決が実現しました！
小郷賢人投手の兄・裕哉選手は、
「高校時代よりも格段に成長していた。特にスライダーは対戦した中でも上位に入る。」と言っていました。
3年春の対武蔵大戦では、自己最速155キロをマーク！
昨秋悩まされた肘痛は、12月にPRP注射の治療を開始しています。
そして、今秋は151キロをマークしました。
しかし、残念なことに東海大野球部は部員の薬の問題が発覚し、無期限部活動中止の命が下されました・・。
小郷賢人投手（東海大学）の球種・球速や特徴
東海大・小郷賢人投手の投球を詳しく分析してみましょう。
球速：MAX155キロ
小郷賢人投手の武器は、MAX155キロの速球と縦に落ちるスライダーです！
小郷賢人（東海大）の球種：ストレート
小郷賢人投手ですが、常時140キロ台を記録するストレートは威力充分！
テイクバックがやや小さく、打者の手元で伸びてきて、打者は振り遅れるケースが目立ちスピードを感じさせますね。
クセ球として、シュート回転で詰まらせ、ゴロにも打ち取れます。
小郷賢人（東海大学）の球種：スライダー
小郷賢人投手のスライダーの特徴は、縦に鋭く変化する点です。
従来、スライダーは横に変化するのですが・・。
小郷賢人のスライダーは、130キロ台で打者の手元で縦に鋭く変化するため、決め球となっています。
ストライクゾーンからボールになる球は、見極めが難しい球となります。
小郷賢人（東海大）の球種：カーブ/フォーク
カーブ
120キロ台のカーブも、時々投げていますが、見せ球として有効です。
フォークボール
今秋の小郷賢人投手は、フォークボールの割合が増えました。
130キロ前後でストーンと落ちるため、打者が腰を引く場面も見られました。
小郷賢人（東海大）の制球力
小郷賢人投手（東海大）ですが、コントロールで崩れるタイプではありません。
変化球も低めに集まるし、まずまずの制球力といっていいでしょう。
課題として時折、変化球の抜け球が見られことですかね。
プロの打者は、一球たりとも見逃してくれません。
クローザーとしては、この点が命取りになるだけに今後の改良点になるでしょう。
小郷賢人（東海大学）スカウト評価は？
小郷賢人投手（東海大学）について、スカウトはどんな評価をしているのでしょう。
スカウト評価をご紹介しますね。
「ボールが力強く、縦のスライダーはなかなか打たれない。連投が見れたのは収穫。」
「連投できたことが収穫。いいものを持っているし、徐々に（故障前）戻っている。」
「三振を取れる球があるのが強み。リリーフとしての適性が高い。」
故障明けという点を踏まえても、小郷賢人投手に高評価を与えているようですね！
中継ぎ、抑えが手薄という球団からの指名の可能性大です。
外れ1位という可能性も高いのでは？
チームメイトで、同じようにドラフト上位候補のエース右腕・山崎伊織投手（東海大）もプロ志望に転じました！
山崎伊織投手は、今春に右肘靭帯再建手術を受け、まだリハビリ段階ということで社会人へ進む決断をしていましたが。
ここに来て、プロ志望に切り替えました！
小郷賢人投手、山崎伊織投手ともにドラフト指名が楽しみです。
小郷賢人（東海大学）の球種・球速や兄・スカウト評価 まとめ
小郷賢人投手（東海大学）について、ご紹介しました。
剛腕投手としてプロ注目の小郷賢人投手ですが、兄に続いてプロ入りを果たせるか。
10月26日のドラフト会議2020が楽しみですね。
小郷賢人投手の兄と、兄弟対決が見られる日を楽しみに待ちたいです。
