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野球

達孝太投手の球種・球速・成績!スカウト評価も!

達孝太投手(天理)は、センバツ2021で評価があがった選手のひとりです。

元々注目されていましたが、晴れの舞台での好投は充分成長の証しを見せてくれました。

 

目標は大リーグと豪語する達孝太投手の言動からは、体同様に大物感が漂います。

今回は、その達孝太投手(天理)のプロフィールや出身中学・経歴、高校での成績や球種球速・スカウト評価についてお伝えします。

達孝太投手(天理)のプロフィール

天理高校の達孝太投手のプロフィールがこちらです。

達孝太 プロフィール

読み方:たつ こうた
生年月日:2004年3月27日
ポジション:投手
投打:右投右打
身長/体重:193cm88kg
出身地:大阪府堺市

それでは、天理高校の達孝太投手の経歴や成績を見ていきましょう。

達孝太投手の経歴:高校まで

達孝太投手ですが、小学校4年生の時に軟式野球チーム「高石スワローズ」で野球を始めました。

高石スワローズで野球を始めたころは、投手ではなく捕手でした。

小学6年生の時点で、身長は177cmに達していました。

達孝太投手の経歴:出身中学

達孝太投手の出身中学は、堺市立浜寺南中学校です。

中学では、硬式野球「泉州阪堺ボーイズ」に所属しました。

全国大会へは、4度出場の経歴があります。

2016年 ボーイズ選手権(3回戦)
2017年 ボーイズ選手権(2回戦)
2018年 ボーイズ春季大会(ベスト8)
2018年 ジャイアンツカップ(1回戦)

 

中学からは投手でしたが、スピードは120キロとそれほど目立つ存在ではなく2番手投手でした。

その達孝太投手が、高校に入学してから身長と共に頭角を現わしていきます。

達孝太投手の天理高校での成績・実績

達孝太投手は、天理高校に入学すると1年夏からベンチ入りしました。

夏の奈良予選・準々決勝の対大和広陵戦に初登板。

2回を無失点に抑えましたが、チームは敗れました。

達孝太投手 高校での成績:1年秋

1年秋の近畿大会では、決勝の大阪桐蔭戦に登板しました。

7回0/3 失点4被安打5(MAX141キロ)の内容で優勝に貢献しました。

 

この試合で達投手(天理)は、7回まで1失点と好投しています。

先発を試合開始30分前に告げられての好投ということから、強心臓ぶりがうかがえます。

 

続く神宮大会の達孝太投手の成績。

準決勝の中京大中京戦、7回1/3、7四死球7失点(自責5)と苦い経験を味わっています。

2020年は、春夏の甲子園が中止となりました。

 

その替わりに、球児に甲子園での試合を実現させた交流戦。

その甲子園交流試合の対広島新庄では・・。

9回1イニングで2三振を奪い、甲子園デビューをかざりました。(MAX143キロ)

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達孝太投手 高校での成績:2年 秋季大会

天理高校2年秋に、達孝太投手は背番号1を背負いました。

県1回戦 法隆寺国際
7回1安打完封(7回コールド)
3回戦 橿原
7回11奪三振完封(7回コールド)
準々決勝 御所実業
6回11奪三振1失点
準決勝 畝傍
7回無失点
決勝 智弁学園
2失点完投勝利

と、秋季大会では圧倒的な成績で県を制しました。

 

続く、近畿大会ですが・・。

2回戦の乙訓(京都)戦で、9回13奪三振1失点(天理2-1乙訓)で勝利。

 

ですが、連投となった準々決勝大阪桐蔭戦で打ち込まれ敗れてしまいました。

試合結果・成績:天理4-11

大阪桐蔭7回コールド 7回11失点11奪三振

 

達孝太投手 高校での成績:センバツ2021

達孝太投手のセンバツ2021の成績がこちらです。

1回戦 天理7-1宮崎商
9回1失点(MAX146キロ)
2回戦 天理4-0健大高崎
2安打完封(MAX148キロ)
準々決勝 天理10-3仙台育英
8回3失点(自責2)
準決勝 天理0-2東海大相模
左脇腹痛のため登板回避

 

特に、大会屈指の打力を誇る健大高崎を完封したのは高く評価されました。

センバツ2021では、球速も148キロまで伸ばしています。

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達孝太投手の球種球速・特徴

達孝太投手(天理)の球種や球速、どんな選手なのか特徴を見ていきましょう。

球種:ストレート・スライダー・カットボール・フォーク・カーブ

球速:148km

遠投:110m

50m走:6.8秒

 

達孝太投手の球種:ストレート

達孝太投手のストレートは、MAX148キロ。

肘を柔らかく使って、質のいい回転で角度があるのが強味です。

佐々木朗希投手(大船渡→ロッテ)を、彷彿させるものがあります。

達孝太投手の球種:変化球

スライダー

達孝太投手のスライダーは、球速120キロ台。

打者の手元で鋭く変化する球です。

 

カットボール

カットボールの球速は、130キロ前半で内外角に投げます。

空振りのとれるボールです。

 

フォーク

達投手のフォークは、球速120キロ中盤で落差があります。

角度があるだけに威力があり、チェンジアップ気味に落ちるボールと縦に大きく落ちるボールとを使い分けます。

 

カーブ

カーブは、110キロ台で打者の目先を外すのに有効です。

 

天理高校の達孝太投手ですが、とにかく体も考え方もスケールの大きい投手です。

腕が長く、しなやかさと力強さを併せ持っています。

達孝太(天理)のスカウト評価は?

達孝太投手ですが、秋のドラフト候補としてスカウトの評価はどうなのでしょう。

巨人スカウト

「柔軟性があってバランスがいい。投手らしい投手。投げる体力があるのも魅力。」

横浜スカウト

「身長があって体も使えている。素材はいい。」

広島スカウト

「あれだけの身体があって腕も振れるのだから楽しみな選手。体ができれば150キロはすぐに出る。」

日本ハムスカウト

「腕が長くてしなやかさと力強さがある。ひ弱さを感じない。

素質、意識の高さを感じる。」

と、達孝太投手の素材の良さを評価していています。

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達孝太投手 目標はメジャー(大リーグ)

達孝太投手は、「甲子園は通過点」と言い切っています。

高校1年の秋から、大リーグ(メジャー)を頭に描いています。

 

それには、理由があります。

中学時代に通っていた野球教室の1つ上の先輩が、中学を卒業すると海を渡りロイヤルズとマイナー契約を結んだのです。

その先輩と親しかった達孝太投手は、その刺激を大いに受け夢を大リーグに求めたのでした。

 

達孝太投手の家族も、メジャーへの夢に向かって協力を惜しみません。

ご両親は、達孝太投手のために「ラプソード」というボールの回転数やスピン量、回転軸、変化の幅などを計測する機械(約80万円)を購入。

 

達孝太投手の練習を、バックアップしています。

大リーグやプロの一部の投手が使い始めていますが、高校野球ではまだ聞いたことがありませんでした。

 

そして、達孝太投手にはこんなエピソードがあります。

センバツ準決勝・東海大相模戦に達孝太投手は登板しませんでした。

その時、左脇腹痛を訴えたからです。

 

試合後、達孝太投手は「無理すれば投げられたと思います。でも無理する時じゃないと判断しました。」と話しています。

一昔前の高校球児でしたら、きっと無理して投げていたでしょう。

この話を知って、岩手県決勝を回避した佐々木朗希投手も思い出しましたね。

 

そして、この決断には野球経験者のお父さんからのアドバイスが影響しています。

達孝太投手はお父さんから、成長し切ってない身体で無理を重ねるリスクを中学時代から叩き込まれてきたのです。

 

目先ではなく将来を見据えての決断ですね。

家族一丸となって、達孝太投手の夢の後押しをしているのです。

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達孝太投手の球種球速・成績・スカウト評価 まとめ

達孝太投手の成績や球種球速などをご紹介してきました。

達孝太投手の素質は、誰もが認めるところね。

まだまだ、伸びしろの大きな投手であることは間違いありません。

 

そのスケールは大きく、大リーグを視野に入れていると言っても少しも違和感を感じません。

大きく育ってほしい選手ですね。