全国高校駅伝2019男子大会が、12月22日(日)に京都にて開催。
今や年末の風物詩ともいえる全国高校駅伝ですが、今年も熱い戦いが都大路を舞台に繰り広げられます。
2019年の全国高校駅伝男子を、制するのはどの高校か?
有力校が気になっている人も多いのではないでしょうか?
出場選手の中から、パリ五輪に出場する選手が生まれる可能性も!!
そんな全国高校駅伝2019男子の有力校はどこなのか優勝予想とともに、将来有望な注目選手もお伝えします。
Contents
全国高校駅伝2019男子の優勝予想
12月22日(日)に開催される第50回高校駅伝2019男子大会の優勝校はどこになるのか?
早速、全国高校駅伝2019男子の優勝予想をしました!
こちらで全国高校駅伝2019のテレビ放送やコースなど大会情報をお伝えしています。
チェック全国高校駅伝2019のテレビ放送・見逃し配信!コース・歴代優勝校一覧も
全国高校駅伝2019男子の有力校は?
2019年の全国高校駅伝男子の優勝争いは、これらのチームに絞られてくると予想します。
仙台育英高校(宮城)
倉敷高校(岡山)
豊川高校(愛知)
佐久長聖高校(長野)
全国高校駅伝2019男子は、この4校が優勝候補の有力校といえるでしょう。
では、各校について展望も含めてお伝えしますね。
優勝候補:仙台育英高校
高校駅伝2019男子の優勝予想でも、有力校と予想されるのが予選タイムが最も良い仙台育英高校。
もちろん、条件などが違うので一概にはいえないのですが、今年の仙台育英が強いのは確か。
仙台育英高校としても、高校駅伝の過去最高タイムを叩きだしています。
インターハイ5000m男子で日本人トップの成績をだした吉居大和選手、同じく5000mで決勝進出の喜早駿介選手など、強い選手が揃っています。
宮城県大会では区間新が5つも出る程強いチーム!
過去最強とも言える仙台育英高校が、高校駅伝2019男子の優勝争いの筆頭になると予想しています。
優勝候補:倉敷高校
過去最凶に強い仙台育英の対抗馬となるのが、全国高校駅伝2019男子で連覇を目指す倉敷高校。
岡山県大会で、石原翔太郎選手、H・ガトト選手や昨年の優勝メンバーの寺本颯一選手がそれぞれ区間新を記録。
全国高校駅伝の県予選会で出したタイムは、全国で3位と今年も安定した強さをみせています。
岡山大会の大会記録も大幅に更新し、全国高校駅伝2019に向けて安定したチーム力を発揮。
エースや留学生(H・ガトト)が自分の走りをすれば、優勝争いは堅いでしょう。
大きなブレーキがなければ、仙台育英と競り合うと予想しています。
優勝候補:豊川高校
優勝予想に次に上げるのが、7年ぶりの優勝を目指す愛知代表の豊川高校。
愛知県大会では、2時間3分48秒という好タイム。
昨年の全国高校駅伝男子の優勝校・倉敷高校を上回る全国2位。
柳本匡哉選手をはじめ、スピードに定評がある選手が多いので序盤でリードを奪えばかなりの位置に食い込むであろう。
全国高校駅伝2019男子大会では、優勝争いをするのに十分の力があると予想しています。
優勝候補:佐久長聖高校
一昨年の全国高校駅伝男子の優勝校・佐久長聖高校。
エースの鈴木芽吹選手が、現在絶好調を維持しています。
その他、優勝メンバーの服部凱杏選手や富田陸空選手等、力のある選手が多い。
選手層の厚さを誇る佐久長聖高校も、優勝予想では外せない1校です。
1区で好位置につけば、層の厚い選手陣なだけにそのまま逃げ切る可能性も十分ありえるでしょう。
ちなみに、現在のマラソン日本記録保持者である大迫傑選手の出身校でもあります。
第70回全国高校駅伝(2019)男子では、この4校が優勝争いを繰り広げると予想しています。
優勝予想では、仙台育英が一歩リードで優勝候補筆頭と見ていますが・・、各校どんなレース展開をみせてくれるのか楽しみですね。
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全国高校駅伝2019男子の注目選手
第70回全国高校駅伝男子で、快走が期待される注目選手は誰か?!
今年の日本人選手では、平均的に力を持っている選手が多いと見ています。
では、早速2019年の全国高校駅伝(男子)・注目選手は誰なのか見ていきましょう。
注目選手:吉居 大和(宮城・仙台育英高校)
【沖縄インターハイ】
男子5000m
🥉吉居大和(仙台育英) 14:08.12 pic.twitter.com/seOZbaMNht— まっちゃん (@38Tkya) August 7, 2019
一人目の注目選手は、全国高校駅伝2019男子優勝候補の仙台育英の吉居大和選手。
今年のインターハイ男子5000mで日本人トップ3位でゴール。
日本人選手の中では、圧勝の走りを見せました!
5000mの持ちタイムが13分55秒10は、今季の記録の中でも日本人高校生で最高タイム。
そんな吉居大和選手も、昨年の全国高校駅伝(都大路)では、1区を走り区間42位と悔しい想いをしています。
そのリベンジをしたいという気持ちも強いでしょう。
今年は、弟の吉居駿恭選手が入学したのが刺激になったのか、インターハイ3位をはじめ好調を維持したまま全国高校駅伝男子に挑む!
順調に走ることができれば、かなり良いタイムを叩き出せそうです。
仙台育英高校が過去最強と言われる程のチームとなっていますが、その中心として吉居大和選手がどのような走りを見せるか注目です!
注目選手:鈴木芽吹(長野・佐久長聖高校)
5000m 9組
○鈴木芽吹 (佐久長聖) 13:58.96 PB故障の影響で総体に出られなかった悔しさを乗り越えて念願の13分台!!! pic.twitter.com/evB2eXmHvT
— みう (@miu2_tsc) September 29, 2019
5000mの持ちタイムが、13分58秒96の鈴木芽吹選手も注目選手の一人!
都大路(全国高校駅伝)は、これまで2年連続で出場。
日本海駅伝では1区で区間賞を取る好レースを展開し、佐久長聖高校の優勝に貢献する等安定しています。
また、11月17日の日体大長距離記録会で14分切りをする等、佐久長聖の鈴木芽吹も現在絶好調です。
キャプテンを務める鈴木芽吹選手が、好調をどれだけ維持できるか。
それによって、全国高校駅伝2019男子での佐久長聖の順位を左右するでしょう。
注目選手・石原翔太郎(岡山・倉敷高校)
岡山県長距離記録会
男子 5000m石原翔太郎選手(倉敷)14:00.06
岡山県高校新記録!!!! pic.twitter.com/WBJaOL9u7r— 岡山陸上マニア (@okariku333) November 23, 2019
連覇を目指す倉敷高校のカギを握るのが、インターハイ男子5000mで決勝進出。
さらに、国体でも6位という走りを見せている石原翔太郎選手。
全国高校駅伝2019では、恐らく1区での起用。
全国高校駅伝の1区といえば、強者揃いですがどの位置で走るかにも注目。
石原翔太郎選手が上位通過を果たせるかで、倉敷高校の連覇への命運がわかれそうです。
柳本匡哉(愛知・豊川高校)
#東海総体
🥇柳本匡哉(豊川高校) 3”47’15インターハイも期待💭 pic.twitter.com/1YlLPXQuxe
— ち-あき (@2irpco1) June 21, 2019
次なる全国高校駅伝2019注目選手は、今年のインターハイ男子1500mで2位、日本人トップ成績を残した柳本匡哉選手。
昨年はスピード区間の2区を走って区間2位。
スピード力がある柳本匡哉選手は、2019年もそのスピードを生かすべ2区か5区での起用と予想。
柳本選手のスピードあふれる走りで、激走を見せてくれそうです。
全国高校駅伝2019では、区間賞もありえるのでは?!
石田洸介(群馬・東農大二)
日体大記録会
10000m 10組石田洸介選手 29:04.15 pic.twitter.com/SlwbCmbx7W
— 青猫 (@runrun_aoneco) December 4, 2019
二年生ながら東濃大二のエースとも呼べる石田洸介選手。
中学生時代に、中学生記録を3種目で更新しスーパー中学生ともいわれたほど。
先月行われた記録会では、5000メートル13分51秒91というタイムで群馬県高校記録を更新!
1年生の時は、県の予選会で約100m差で優勝を逃し、全国高校駅伝への出場を果たせず悔しい想いをしています。
それだけに、今回の出場に掛ける想いはひとしお。
記録会でも、良いタイムを叩き出しこのまま好調を維持して全国高校駅伝2019に臨めば、東農大二の順位に大きく貢献するでしょう。
当日の東農大二・石田洸介選手が、どのような快走を見せてくれるのか注目です!
全国高校駅伝2019留学生の注目選手は?
毎年日本人選手を圧倒しているのがケニア人留学生。
もはや高校駅伝でも留学生なしでは語れなくなってきました。
特に3区でのごぼう抜きが目立つ傾向がありますね。
では、全国高校駅伝2019の留学生注目選手もご紹介していきます!
ハリソン・ガトト(岡山・倉敷高校)
連覇を目指す倉敷高校の留学生がハリソン ガトト選手。
インターハイでは5000m4位の選手です。
昨年の全国高校駅伝では、同じ外国人留学生のキプラガット選手が3区で激走。
逆転を果たし、そのまま逃げ切り倉敷高校が優勝を決めています。
昨年にならって今年の全国でも3区で、逆転劇の再現があるかに注目です。
ダンカン・キサイサ(大分・大分東明高校)
続いての留学生の注目選手は、大分東明高校のダンカン・キサイサ選手。
国体5000mでは優勝の実績を持ちます。
キサイサ選手の走りによっては、優勝争いに食い込む可能性も十分あります。
大分東明は、今季チーム力も安定しているので期待したいですね。
キンヤンジュイ・パトリック(北海道・札幌山の手高校)
台風の目となりそうなのが札幌山の手高校。
北海道勢過去最高順位も期待されている中、注目されるのが留学生のキンヤンジュイ・パトリック選手。
北海道予選では、3区で区間新記録を叩きだす走りをみせています。
パトリック選手がどれだけ順位を上げて行くか、留学生勢の競り合いにも注目ですね。
全国高校駅伝2019男子の優勝予想・注目選手 まとめ
全国高校駅伝2019男子の優勝予想をしましたが、いかがでしたか?
2019年は、仙台育英高校・倉敷高校が優勝候補の中でも有力校と予想しています。
過去最強の仙台育英に、連覇がかかる倉敷高校のどちらが競り勝つか・・。
はたまた、豊川高校・佐久長聖高校の対峙もあると予想されます。
注目選手がどのような走りをみせるかも、優勝争いのカギになるでしょうね。
全国高校駅伝2019男子を制するのが、どのチームになるのか楽しみです!
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