ドラフト2021候補は、高校生に好投手が揃い、高校生投手の当たり年と言われています。
そんな中、野手で評価の高いのが池田陵真選手。
強豪大阪桐蔭にあって、1年時から活躍しています。
今回は、そんな池田陵真(大阪桐蔭)の出身中学やプロフィール、経歴・打率などの成績とドラフト・スカウト評価についてもお伝えします。
Contents
池田陵真(大阪桐蔭)のプロフィール
まずは、池田陵真選手(大阪桐蔭)のプロフィールです。
池田陵真 プロフィール
読み方:いけだ りょうま
生年月日:2003年8月24日生まれ
ポジション:中堅手/センター
投打:右投右打
身長/体重:172cm/83kg
家族:両親/兄
出身地:大阪府和泉市
出身中学:和泉市立和泉中学校
大阪桐蔭・池田陵真選手のこれまでの経歴や成績などを見ていきましょう。
池田陵真の経歴:高校まで
池田陵真選手は、2歳上の兄の影響で小学校1年生から「和泉サークルズ(軟式)」で野球を始めました。
5年生からは、捕手も経験しました。
そして、小6時にはオリックスジュニアに選ばれています。
池田陵真の経歴:出身中学
池田陵真選手の出身中学は、大阪和泉市の和泉中学校。
中学では、硬式野球の「忠岡ボーイズ」に入りました。
「忠岡ボーイズ」は、前田健太投手(ツインズ)を輩出している名門チームです。
1年生で、「カルリプケン世界少年野球大会」に出場し、優勝しました。
3年生では、U15日本代表に選ばれ世界野球大会に出場しました。(4位)
池田陵真選手は、主将で4番捕手を務めましたが・・。
試合中に頭にデッドボールを受け、救急車で運ばれるというアクシデントに見合われてしまいました。
この時のメンバーによると、「凄い選手は?」という問いに本人を除くすべての選手が池田陵真選手の名を挙げたそうです。
それほど、中学時代から抜群の選手だったのですね。
池田陵真の高校での成績・実績
池田陵真選手ですが、高校はたくさんの誘いの中から大阪桐蔭を選びました。
2012年夏・大阪桐蔭春夏連覇の瞬間を甲子園で生観戦していたことが、決め手となりました。
高校では、1年秋から出場し打率0.472、6打点の活躍で近畿大会準優勝(センバツ当確)に貢献しました。
センバツは、中止となり夏の代替大会では2試合連続ホームランを放っています。
甲子園交流戦でも、東海大相模戦で2安打しています。
池田陵真 高校での成績:2年秋
2年秋に、4番に座った池田陵真選手。
秋は、府大会を打率0.600、3本塁打で優勝に導きました。
特に、準決勝履正社戦では、4本の猛打でライバルに引導を渡しています。
続く、近畿大会でも全4試合で打点をあげ2年連続準優勝に輝いています。
池田陵真 高校での成績:センバツ2021
2021年センバツ初戦は秋の近畿大会決勝戦の再現、智弁学園(奈良)戦でしたが6-8で敗れ雪辱を果たすことはできませんでした。
しかし9回2死から3塁打で意地を見せています。
そして、こちらが2021年春季大阪大会での大阪桐蔭野球部の試合結果。
- 1回戦 4-2 堺東
- 2回戦 不戦勝
- 3回戦 8-1 関西大一
- 4回戦 10-0堺市立
- 準々決勝 9-0 大阪商大付属
- 準決勝 12-2 関西大北陽
- 決勝 16-0 近畿大付属
と、大阪桐蔭の圧勝で優勝しましたが、個人的にはセンバツ以降不調気味でした。
しかし、近畿大会1回戦、綾羽(滋賀)戦で3打数1安打。
準決勝智弁和歌山戦は2対2の9回1、2塁の場面で、レフトオーバーのサヨナラ2塁打を放って復調をアピールしています。
決勝は、ノーヒットでしたが、チームは過去2度敗れている智弁学園にサヨナラ勝ち。
(延長10回)で優勝しました。
池田陵真 高校での成績 一覧
では、池田陵真選手の大阪桐蔭高校での成績一覧です。
2019年秋季 (1年) |
大阪大会 6試合 打率0.571 (21-12) 打点4 二塁打4 |
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近畿大会 4試合 打率0.333 (15-5) 打点2 二塁打1 |
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2020年夏 (2年) |
甲子園交流戦 打率0.500 (4-2) 二塁打1 |
大阪代替大会 6試合 打率0.450 (20-9) 打点7 二塁打4 本塁打3 |
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2020年秋季 (2年) |
大阪大会 7試合 打率0.609 (23-14) 打点14 二塁打7 本塁打3 |
近畿大会 4試合 打率0.300 (10-3)打点5 二塁打1 |
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2021年センバツ (3年) |
1試合 打率0.600 (5-3) 三塁打1 |
池田陵真(大阪桐蔭) 通算本塁打・打撃・守備の特徴
池田陵真選手(大阪桐蔭)の通算本塁打や打撃・守備、走力などの特徴はこちらです。
通算本塁打 | 17本 ※2020年終了時点 |
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遠投 | 105m |
50m | 6秒1 |
池田陵真の特徴 打撃・守備・走力
打撃
池田陵真選手は、フルスイングが持ち味。
スイングスピードが速く、長打力があり勝負強さも兼ね備えています。
守備
遠投105mの強肩。
守備範囲も広く、スローイングの確実性には定評があります。
走力
池田陵真選手ですが、50m6.1秒の俊足!!
二塁までの到達スピードが8秒前後で、これはプロでもトップクラスに当たります。
西谷監督は、池田陵真選手の主将としての人間力も評価しています。
また、メンタル面で気持ちの強さも評価されるところです。
池田陵真(大阪桐蔭)のドラフト・スカウト評価は?
プロのスカウトは、池田陵真選手をどのように評価しているのでしょう。
巨人スカウト
「小さな中田翔(日本ハム)みたい。体に力があり球に対してスムーズにバットが出る。」
ロッテスカウト
「ポテンシャルが高い。」
まだ、池田陵真選手へのスカウトのコメントが少ないですが、どの球団も高い評価を与えているのは間違いありません。
ホームラン打者というよりも、中距離ヒッター、トップバッターとして3拍子揃った選手として評価しているようです。
池田陵真 筋肉がすごい!
池田陵真選手は、身長172cmとスラッガーの中では小柄ですが、それを補っても余りあるマッチョな体型をしています。
中学時代から、徹底して筋肉を鍛えています。
池田陵真選手は、小5の時に飛距離を出すことに目覚めフルスイングを心掛けるようになりました。
そのためには、筋肉を鍛えなければと自覚したのです。
趣味は、筋トレというくらい徹底して取り組んでいます。
今では、ベンチプレス125キロを持ち上げます。
ベンチプレス中級者で、体重の1.2~1.5倍、上級者で体重の1.5~1.8倍とされています。
金本知憲さん(元阪神)が、150キロですので体重差を考慮すれば、それに匹敵するほどです。
スクワット200キロも、下半身の強さを裏付けていますし、左右の握力70キロ超も驚異的!
毎日の日課として、1.2キロのバットに800gのおもりを付けて素振りをしています。
池田陵真選手は、「詰まった打球でも外野の頭を越えるようになった。」とトレーニングの成果を語っています。
はち切れんばかりのユニフォーム姿は、逞しさを感じますね。
池田陵真選手は、目標として同じような体型のOBの森友哉選手(西武)の名を挙げています。
池田陵真(大阪桐蔭)出身中学・成績・スカウト評価 まとめ
大阪桐蔭・池田陵真選手についてお伝えしました。
池田陵真選手は、ドラフト指名は確実と思われます。
プロ入りした暁には、谷佳知選手(元巨人)のような走攻守3拍子揃ったタイプになるのでは?
その前に、夏の甲子園で分厚い体からの強打を見せてほしいですね。