千葉県の夏の大会に代わる大会「2020夏季千葉県高校野球大会」が開催されます。
代替となる夏の高校野球千葉大会には、166校158チーム(連合チームあり)が参加!
8つのブロックに分け8/2~8/10の日程、地区予選。
その後、勝ち抜いた8チームが8/15~8/18の日程で千葉1位を懸け決勝トーナメントを行います!!
ここ数年、千葉は強豪がひしめき合い激戦を繰り広げています。
今回は、そんな夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想と展望とともに、注目選手を取り上げていきますね!
千葉大会 夏の高校野球2020の優勝候補予想・展望
激戦の高校野球千葉大会を制する有力校はどこ?
早速、夏の千葉県高校野球大会2020の優勝予想に入ります!
まず、高校野球千葉大会ですが本命は習志野。
しかし、レベルの高い地区だけに好投手、好打者が各校に分散していて予断を許しません。
それゆえ千葉の大会は、かなりの激戦となるでしょう。
では、強豪ひしめく中でも優勝候補として数校予想したのでご紹介します。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:習志野
昨年の春夏、甲子園に出場した習志野。
昨年の春から、千葉の大会をことごとく制してきていて実力は確か。
新チームでも、昨年の秋に優勝していますし優勝候補予想では本命にあげますね。
旧チームから、レギュラー5人が残っていて戦力は整っています。
昨年の甲子園、それもセンバツは決勝という大舞台を経験したことは、他校より1歩も2歩もリードしているといえます。
打線は昨年からのレギュラー、角田選手、櫻井選手、高橋選手が軸となっています。
主戦山内投手、130キロ台の直球と低めの変化球でゴロの山を築いていく技巧派左腕です。
甲子園のマウンドも踏んでいて期待できるでしょう。
2番手として、将来性が見込まれる本格派・堀井投手が成長をみせれば、さらに優位が動かざるものとなります。
戦力に加えて、伝統の粘りも他校には脅威となるでしょう。
2死からでも諦めない攻撃や相手の嫌がる野球は、他校には隙のないチームという印象を植え付けています。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:木更津総合
「打倒習志野」の1番手に、木更津総合をあげます。
秋は、夏に続きに2期連続準決勝で、習志野にサヨナラ負け(4-5)を喫している木更津総合。
それだけに、習志野戦には並々ならぬ熱い思いがあります!
投は、県NO,1と評される篠木投手が健在です。
MAX148キロの速球と、キレのあるスライダーを武器にしています。
対中央学院戦では、1安打完封という好投ぶりを発揮していますし期待できるでしょう。
2番手の左腕・吉鶴投手も安定していて、2年の大型右腕金綱も台頭してきました。
打は巧打者山中、スラッガー斉藤が中心で打線を引っ張ります。
ここ数年、注目の中学生が入学するようになり、全国的にみても高いレベルのチーム構成が可能になってきています。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:中央学院
次に挙げる高校野球千葉大会2020の優勝候補は、2018年に春夏連続甲子園に出場している中央学院!
習志野には、直近3試合勝利していて苦手意識はありません。
2018年秋に6-2で下した時に活躍したのが、当時1年生だった現エースの近藤投手。
野手では、青木選手、加藤選手です。
近藤投手は、130キロ台の直球、スライダー、カーブを丁寧に低めに集めるのが得意な投手。
長身で力のある球を放つ2年生右腕の細谷投手が続いています!
秋は、木更津総合の好投手・篠木に完封されましたが・・・。
本来の中央学院は、打撃のチームです。
勝負強い青木選手を筆頭に、松山選手、加藤選手と好打者が並びます。
伝統の機動力をからめて得点していく中央学院も、優勝候補の一角になるでしょう。
さらに、相馬監督はシダックス時代、故野村克也監督の元でプレー。
野村イズムが浸透しつつありますので、その点も活きてくると思われます。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:拓大紅陵
甲子園に春4回夏5回出場、平成4年夏に準優勝した名門校です。
秋準優勝校ながら習志野(3-14)に、関東大会では花咲徳栄(1-11)と大敗。
全国レベルの学校の実力をまざまざみせつけられました。
その悔しさをバネに、2年生から背番号1を背負う竹内投手も投球に緩急をつけようと取り組んできました。
度胸のある投手でリズムがつかめれば、さらなる飛躍が臨めます。
固定できなかった打線も、ここにきて定着したスタメンを組めるようになってきました。
なかでも永淵選手のバットコントロールの良さが注目されます。
昨年秋から就任した元ロッテの和田監督に加え、今年の春からは元ヤクルト、楽天でプレーされた飯田コーチが就任。
両OBによるプロでの経験を活かされた指導にも、期待が高まっていますね。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:成田
続いて、優勝予想に挙げるのが潜在能力の高い選手が揃う成田。
古谷選手は、プロ注目の強肩強打の捕手です。
長打の魅力がある松本選手、140キロ超のスピードボールを放つ根本投手ら、個々の力では習志野に引けととってないといえるのでは?
習志野には秋、準々決勝で2-8の大差で敗れているので、最後の夏に雪辱を果たしたいところです。
夏の高校野球千葉大会2020の優勝候補予想:千葉黎明
ここ数年、上位に食い込んでいるポテンシャルの高い選手が多いチームが千葉黎明です。
プロ注目の左腕・千葉投手が投打の柱として活躍しています。
千葉選手は、秋の大会で習志野に敗れたものの5安打完投(2-4)しています。
この試合では、7回まで習志野打線を1安打零封に抑えていました。
140キロの直球と、縦のスライダーを武器にしています。
変化球も直球と同じくらい腕が振れるので、打者には打ちにくい投手といえるでしょう。
トップを打つ主将の佐久間選手は、守備に定評があります。
最近、県外や千葉都心部からの入学者が増えて、千葉でも注目校となってきましたね!
千葉大会 夏の高校野球2020の注目選手・展望
夏季千葉県高校野球大会2020で、活躍が期待される注目選手をご紹介していきます。
夏の千葉大会2020の注目選手:篠木健太郎(木更津総合)
篠木健太郎 プロフィール
読み方:しのぎ けんたろう
身長/体重:177cm/68kg
ポジション:投手
投打:右投右打
やや細身の右腕ながら、バランスのよいフォームでMAX148キロのストレートを投げ込む篠木健太郎投手。
フォームに力みがなく、左肩がギリギリまで開かず躍動感がある投手です。
テレビで見た早川(早稲田大ドラフト候補)に憧れて、群馬より入学したのだとか。
1年春からデビュー、その夏の甲子園を経験しています。
昨年夏と秋に、習志野に惜敗した悔しさをバネにチェンジアップ、カットボールを習得してきています。
プロ注目投手ながら、現時点では進学志望の方針の木更津総合の注目選手・篠木投手の活躍が楽しみです。
夏の千葉大会2020の注目選手:角田勇斗(習志野)
角田勇斗 プロフィール
読み方:かくた ゆうと
身長/体重:175cm/70kg
ポジション:遊撃手
投打:右投右打
遠投100mの好打堅守を誇る注目選手が、角田勇斗投手。
特に守備においては、全国トップクラスの評価があるので千葉大会でもその守備力に注目です。
1年春からベンチ入りしていたのですが、その年の秋の関東大会で1試合3つのエラーをしてしまいました。
大会後、源田(西武)、小園(広島)の動画を徹底的に観て研究してきたそうです。
その結果、昨年のセンバツではイレギュラーの難しいゴロをいとも簡単にさばき・・。
プロの評価も得てきています。
巨人スカウトは「三遊間、2塁ベース上、両方の動きのいい。スローイングも正確で楽しみな選手。」と言っています。
また、主将として常勝習志野を引っ張ります!!
夏の千葉大会2020の注目選手:櫻井享佑(習志野)
櫻井享佑 プロフィール
読み方:さくらい こうすけ
身長/体重:181cm/75kg
ポジション:一塁手
投打:右投左打
1年秋から4番を打つ習志野の大型スラッガーです。
昨年のセンバツではホームランを記録し、星稜戦では奥川(ヤクルト)から2安打。
昨秋の公式戦では8試合で3本塁打、19打点の活躍で、今夏の千葉大会での活躍にも注目です!
小学校6年で千葉ロッテマリーンズジュニアに選ばれ、中3時には千葉選抜に選出され全国優勝をしています。
通算本塁打も20本打っている千葉NO,1打者の呼び声高い千葉大会の注目選手です。
夏の千葉大会2020の注目選手:古谷将也(成田)
古谷将也 プロフィール
読み方:ふるたに まさや
身長/体重:175cm77kg
ポジション:捕手
投打:右投右打
2年生の時、すでに2塁送球1.8秒を記録した強肩強打の捕手が古谷将也選手。
振り切るスイングで鋭い打球を飛ばす選手で、打撃面でも期待!
1年秋からクリーンアップの一角を担う古谷選手ですが、千葉大会ではどんな活躍をみせてくれるのか。
この古谷選手ですが、中学時代にリトルリーグの世界一を経験。
物怖じしない性格はプロ向きで、3拍子揃った捕手としてプロの評価も高いものがあります。
尊敬する2つ上の田宮(日本ハム)の使ったミットを譲り受けて使っています。
夏の千葉大会2020の注目選手:常世田翔太(銚子商)
常世田翔太 プロフィール
読み方:とこよだ しょうた
身長/体重:170cm/69kg
ポジション:遊撃手
投打:右投右打
グラブさばき、フットワークで魅了する銚子商の注目選手です。
小柄ながらシャープなスイングでパワーもあるのが常世田選手。
左ひじの使い方が上手く、ミート力にも優れていますね。
首脳陣が認める抜群の野球センスの持ち主!
ソフトバンクスカウトも、
「ショートとしてハイレベルで深い位置からノーバウンド送球は強い足腰、強肩を立証している。」と評価するほど。
将来的にプロが狙える選手になるでしょう。
千葉大会 夏の高校野球2020の優勝候補予想・注目選手 まとめ
2020夏季千葉県高校野球大会が開幕しますが、千葉大会はレベルが高く有力校も目白押しですね!
そのなかで甲子園を経験している選手がいる習志野、木更津総合が若干有利かと思われます。
しかし、正直実力が拮抗している状況なのでどこが優勝しても不思議ではありません。
同時に、高校野球千葉大会2020では注目選手が豊富で興味は尽きません。
とても、おもしろい大会になることは間違いないでしょう!