埼玉県でも、夏の高校野球代替大会を開催!
「令和2年夏季埼玉県高校野球大会」と題し、地区予選を東西南北4つに分け8/8~8/18で行います。
そして、地区予選を勝ち上がったチームにより22日/23日に決勝トーナメント開催へ!
単独校142チーム、連合6チームの計148チームによって熱い闘いを繰り広げます。
代替大会となる夏の埼玉大会2020を制するのはどのチームになるのか楽しみです!
今回は、その夏の高校野球埼玉大会2020の有力校・優勝予想と展望を示すとともに、注目選手をご紹介していきます。
埼玉大会 夏の高校野球2020の優勝予想・展望
令和2年夏季埼玉県高校野球大会の優勝候補は、どこのチームなのか。
まず、夏の埼玉県高校野球大会2020の優勝予想で本命に挙がるのは・・・。
秋を制し、センバツ出場予定だった花咲徳栄でしょう!!
優勝候補筆頭が花咲徳栄、そしてその花咲徳栄を追うライバルは浦和学院が中心になる展開が予想されますね。
しかし、追いかける数校との差がなく実力が拮抗しているといえます。
では、優勝候補の数校についてご紹介します!
高校野球埼玉大会2020の優勝予想:花咲徳栄
埼玉大会の優勝候補筆頭は、花咲徳栄と予想しています。
夏の甲子園には、5年連続出場しています。
春4回・夏7回と、花咲徳栄は甲子園出場の名門校です。
昨秋の県大会も優勝し、関東大会もベスト4まで勝ち進んだ花咲徳栄。
センバツに出場していれば、優勝候補にも挙がった実力があるといえるでしょう。
投打守にまとまりがあり、総合力の高いチーム!
また、花咲徳栄は接戦に強いのも強みとなっていますね。
打撃はプロ注目の井上選手を軸に田村選手、中井選手と旧チームからの経験者が揃い破壊力があります。
エース高森投手は、球速こそありませんが甲子園の経験もあり安定感抜群で大崩れはしません。
続く鈴木投手、生方投手も成長著しいものがあり、投打共に安定の強さを持ち併せています。
代替大会でも、順当に勝ち上がってくるのでは?
高校野球埼玉大会2020の優勝予想:浦和学院
夏季埼玉県高校野球大会2020で、本命花咲徳栄のライバルといえるのが浦和学院。
秋の準決勝で1-2で花咲徳栄に惜敗しましたが、全国レベルの好チームといえるでしょう。
主戦美又投手は、常時140キロ中盤の速球と縦横2種類のスライダーを操ります!
2番手の三奈木投手も安定感があり、廣咲投手など控える投手陣は花咲徳栄より上かもしれません。
打線も金丸選手、里選手はポテンシャルの高い好打者。
トップを打つ吉田も長打力があり、活躍が期待できます。
新年度の入学生も好素材が揃っているので、夏の高校野球埼玉大会ではしっかり勝ち上がり優勝候補の一角として注目されると予想。
高校野球埼玉大会2020の優勝予想:埼玉栄
プロ注目右腕の内田投手が健在の埼玉栄も、優勝候補に挙げます。
平均球速は140キロ超の速球は、関東トップクラスです。
緩急を織り交ぜたピッチングは注目!!
また、打撃でも4番打ち高い評価を受けています!
2番手田村選手は、130キロ中盤の直球と多彩な変化球を投げる技巧派左腕でこちらも活躍が期待されます。
埼玉栄のこの2枚看板は県内トップクラスで、大型打者江城にも注目です。
高校野球埼玉大会2020の優勝予想:西武台
昨秋の県大会は川越東、昌平など有力校を破って準優勝しました。
関東大会では優勝した健大高崎とも接戦を演じ、敗れたものの自信をつけています!
左腕増田投手は、球速こそ120キロ台ながらスローカーブを使ったり・・・。
相手打者との駆け引きに秀でています。
それを活かしているのが捕手の伊澤選手のリード!
スローイングも正確で視野も広く、適格な指示でチームを引っ張っています。
好打者松木や大型打者深田選手ら攻撃陣も頼もしく、横江選手がまとめる守備陣も安定しています。
高校野球埼玉大会2020の優勝予想:昌平
高校通算本塁打を40本ちかく打っている渡邉選手がチームを引っ張る昌平。
他にも、2年生吉野創士選手や主将の千田選手、強打の吉野哲平選手、角田選手の打力は、花咲徳栄や浦和学院にも引けをとりません。
宮坂を中心にした投手陣の踏ん張りが、期待されるところです。
きめ細かな攻撃や試合運びのうまさなど、好感の持てるチームです。
埼玉大会 夏の高校野球2020の注目選手・展望
では、夏季埼玉県高校野球大会2020での活躍が期待される注目選手もご紹介していきますね!
夏の埼玉大会2020の注目選手:井上朋也(花咲徳栄)
井上朋也 プロフィール
読み方:いのうえ ともや
身長/体重:181cm/82kg
ポジション:外野手
投打:右投右打
花咲徳栄の井上朋也選手は、全国屈指のスラッガー!
すでに注目度が高い井上選手ですが、恐らくドラフトでの上位指名も間違いないでしょう。
競争の激しい花咲徳栄で異例の1年春からベンチ入りし、その年の夏から2年連続で甲子園を経験しています。
思い切りのいいスイングが魅力で、通算本塁打47本(秋終了時)を数えます。
打撃練習では1.5キロのバットを使い、さらなるパワーアップを図った井上選手。
8月に行われる交流試合で、藤原選手(佐久長聖)や池田選手(履正社)ら各地にいる中学時代の同級生と聖地で会うのを楽しみにしています。
夏の埼玉大会2020の注目選手:内田了介(埼玉栄)
内田了介 プロフィール
読み方:うちだ りょうすけ
身長/体重:181cm/78kg
ポジション:投手・外野手
投打:右投右打
高校野球埼玉大会2020の注目選手二人目が、埼玉栄の内田選手。
スケールの大きい二刀流選手です!!
打では、リストの強さに頼りすぎず、下半身主導でしっかり振り抜いています。
投では、やや粗削りながら常時140キロ中盤の速球を投げ込みます。
変化球の精度は未完成ですが、投手に専念すればさらに球速は出るでしょう。
西武渡辺GMも、
「肘の使い方がうまい。これから上がってくる選手、地元だけに引き続き追いかけたい。」と評価しています。
プロのスカウトが、内田選手をどちらで評価するか興味あるところです。
夏の埼玉大会2020の注目選手:渡邊翔大(昌平)
渡邉翔大 プロフィール
読み方:わたなべ しょうだい
身長/体重:177cm/80kg
ポジション:野手
投打:右投左打ち
高校通算43本のホームランを誇る長距離砲です!!
1塁到達4.12秒の俊足でもある渡邉翔大選手も、埼玉大会の注目選手。
ソフトバンクスカウトは、
「 パンチ力がある。外野ができれば可能性も広がる。」と言っています。
本人もプロ志望で「タイミングが課題、修正できる力をつけて対応していきたい。」と常に前向きに練習に取り組んでいますね!
夏の埼玉大会2020の注目選手:美又王寿(浦和学院)
美又王寿 プロフィール
読み方:みまた おうじゅ
身長/体重:175cm/80kg
ポジション:投手
投打:右投右打
均整のとれた右腕で、サイド気味のスリークウォーターからMAX148キロの速球を投げ込んできます。
変化球もキレのあるスライダー、カットボール、チェンジアップを持っています。
小6の時、ソフトバンクジュニアに合格し、中3ではボーイズ選手権で全国優勝!
一昨年の夏には甲子園のマウンドを踏み、142キロをマークしました。
7/8に行われた練習試合にはソフトバンク、楽天、巨人、広島、ロッテのスカウトが訪れていますね。
秋の大会は準決勝で花咲徳栄に好投しながら敗れただけに、人一倍「打倒花咲徳栄」に燃えています。
夏の埼玉大会2020の注目選手:田村大哉(花咲徳栄)
田村大哉 プロフィール
読み方:たむら だいや
身長/体重:171cm/77kg
ポジション:内野手
投打:右投左打ち
昨秋の県大会の打率は0.667(24打数18安打)打点15と、驚異的な打撃で優勝の原動力になりました。
クセのないきれいなフォームから鋭い打球を飛ばします。
昨年夏の甲子園ではチャンスに打てなかった悔しさをバネに練習に取り組み、好成績に繋げてきました。
内野の要として積極的な声掛けやストイックな練習姿勢で守備陣を引っ張っています。
夏の埼玉大会2020の注目選手:高森陽生(花咲徳栄)
高森陽生 プロフィール
読み方:たかもり はるき
身長/体重:174cm/74kg
ポジション:投手
投打:左投左打
130キロ中盤の直球と変化球で打ち取る技巧派左腕です。
埼玉県内では、最も安定した投手といっても過言ではないでしょう。
埼玉大会は、4試合26回を3失点で凌いでいます。
ライバル浦和学院戦は、延長10回を1失点に抑えました!
関東大会で敗れた山梨学院戦も2失点と、好投でしたし。
闘志あふれるピッチングスタイルは常に味方打線を勇気づけ、鼓舞してきました。
昨年の夏の甲子園では7回から登板、敗戦投手となる苦い経験を味わっています。
球のキレで勝負できるようにフォーム改造に取り組み、腕の振りや腰の回転を重視して上半身や指の力も強化してきました。
悔しさを人一倍、知っているだけに気迫と責任感で花咲徳栄のマウンドを守ります。
埼玉大会 夏の高校野球2020の優勝予想・注目選手 まとめ
夏季高校野球埼玉大会2020は、花咲徳栄と浦和学院を中心に展開することが予想されます。
ネームバリューもありますが、試合運びで他校より抜き出ている感がします。
恐らく、順当に決勝トーナメントに進むものと思われます。
浦和学院の雪辱なるか、はたまた花咲徳栄の返り討ちなるか興味津々です。
もちろん好投手も多数いるこの大会、一発勝負の高校野球です。
番狂わせも当然起きる可能性があり、夏の埼玉県高校野球大会でどのチームが頂点に立つのか目が離せません。