規格外のパワーを持つ超高校級スラッガーの東海大相模・西川僚祐選手。
センバツは中止となり寂しい春となりましたが、夏の開催を信じ抜群のパワーをアピールしています。
その力は「神奈川のシン・ゴジラ」と呼ばれ、あの松井秀喜氏に例えられるほど。
今回は、その西川僚祐（東海大相模）の身長や出身中学・シニア、通算本塁打などの成績とともにドラフト・スカウト評価についてもお伝えします。
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西川僚祐（東海大相模）のプロフィール・出身中学
まずは、西川僚祐選手（東海大相模）のプロフィールからご紹介します。
西川僚祐 プロフィール
読み方：にしかわ りょうすけ
生年月日：2002年4月19日生まれ
身長/体重：186cm/94kg
所属：東海大相模
ポジション：外野手
投打：右投右打
出身中学：古和釜中学
出身地：千葉県船橋市
では、西川僚祐/東海大相模の経歴を見ていきましょう。
西川僚祐/東海大相模の経歴：名門佐倉シニア出身
古和釜小1年の頃から、野球を始めた西川僚祐選手。
出身中学は、古和釜中学ですが野球部には入らず・、千葉の名門「佐倉シニア」に所属していました！
入団した時から体格がよく、同級生から「どこかのおっさんが来た」と思われていたそうです。
恐らく、中学ですでに180cm近くあったのではないでしょうか。
西川僚祐/東海大相模の経歴：度肝抜きの右越え2ラン
東海大相模の西川選手ですが、このような経歴を持っています。
- 第23回日本リトルシニア選抜大会 全国優勝
- 第45回リトルシニア日本選手権 準優勝
- 第11回全日本中学ジャイアンツカップ 優勝
ジャイアンツカップ杯では、主将として引っ張りながらの活躍で優勝。
この試合で、東京ドームのライトスタンドへ流し打ちの2ランホームランを放ち、関係者の度肝を抜いています。
西川僚祐選手は、中学生当時から大変なパワーの持ち主として存在感を発揮しました。
そして、古和釜中学を卒業後は甲子園常連校の東海大相模へと進学。
西川僚祐/東海大相模の成績・実績（高校）
東海大相模・西川僚祐選手の高校に入ってからの成績・実績を見ていきましょう。
西川僚祐/東海大相模の実績：1年夏から4番
東海大相模に入学すると、夏の大会では背番号15でベンチ入りしました。
夏の大会デビューは初戦の対厚木東戦！
この試合、あと1点取るとコールド勝ちというチャンスで、代打出場すると相手ベンチの執った策はなんと敬遠でした。
あの松井秀喜氏の甲子園での敬遠策を連想させる光景ですね。
それも1年生というのが凄い・・・。
それだけ警戒される程、西川僚祐（東海大相模）が凄い打者だということでしょうか。
そして、初めて4番に入った3回戦の大和南戦で、2安打2四球、3回の好機に左翼場外へ特大のホームランを打っています。
結局、この夏は準決勝敗退も10打数5安打1本塁打5打点の記録を残しています。
続く、秋は神奈川大会で準決勝でライバル横浜に2-5で敗れ、センバツへは出場できませんでした。
22打数9安打2本塁打13打点の記録を残しています。
西川僚祐/東海大相模の実績：2年夏に甲子園出場
西川僚祐選手は、2年時に春の大会は県を制し、関東大会も優勝を飾っています。
ただ、15打数4安打0打点と物足りない成績でした。
しかし、夏には神奈川予選で打率0.429、本塁打2本、打点12の大活躍でチームを4年ぶりの甲子園に導きました。
しかし、張り切り勇んだ初めての甲子園で西川僚祐選手は苦汁を舐めます。
2試合で8打数無安打で、3回戦敗退と東海大相模としても厳しい結果に終わりました。
この時の悔しさを忘れまいと、帽子のツバに4-9と書き込んでいます。
敗戦となった対中京学院中京戦のスコアです。
西川僚祐/東海大相模の成績：2年秋は関東4強・センバツへ
東海大相模2年夏の甲子園での悔しさがバネになり、新チームとなった秋の大会は再び爆発します。
9試合で打率0.529、4本塁打17打点と大暴れし、関東大会4強入りします。
そしてセンバツ切符を手に入れたのですが、残念ながらセンバツはコロナウイルスの影響により中止となってしまいました。
こうして実績を追ってみますと、東海大相模・西川僚祐選手の成長ぶりがよく判ります。
下級生の頃は勢いで打っていた印象で、初の甲子園は気合が空回りした感じです。
そしてメンタルの面でも成長した秋はより鋭さを増し、いざセンバツで雄姿をと思っていたのに中止となったのが残念でしたね・・。
西川僚祐/東海大相模の成績・戦績
西川僚祐選手の高校これまでの公式戦の戦績は次のとおりです。
通算 39試合
120打数49安打 12本塁打 48打点
| 1年夏 | 5試合 10打数5安打 1本塁打 5打点 |
|---|---|
| 1年秋 | 7試合 22打数9安打 2本塁打 13打点 |
| 2年春 | 6試合 10打数4安打 1本塁打 1打点 |
| 関東大会 | 4試合 15打数4安打 0本塁打 0打点 |
| 夏 | 6試合 21打数9安打 4本塁打 12打点 |
| 甲子園 | 2試合 8打数0安打 0本塁打 0打点 |
| 秋 | 6試合 22打数12安打 3本塁打 10打点 |
| 関東大会 | 3試合 12打数6安打 1本塁打 7打点 |
西川僚祐/東海大相模の通算本塁打
西川僚祐選手は昨年のシーズン終了までに、通算本塁打（ホームラン）53本打っています。
これは同校の記録（太田泰示選手 日本ハム）65本に迫っています。
当初、軽くクリアーでき、日本記録（清宮幸太郎選手 日本ハム）の記録（111本）にどこまで迫るかと期待していたのですが・・・。
コロナウイルスの影響により、試合数が減ってしまいました。
仕方ない事ですが、やはり残念に思います。
西川僚祐/東海大相模の打撃や守備は？
それでは、西川僚祐選手はどんな選手か分析してみましょう。
打撃や守備面ではどんな選手なのか・・・。
西川僚祐の打撃
東海大相模の西川僚祐選手ですが、最大の魅力はなんといってもパワー溢れるバッティングです。
桁外れに速いスイングスピードがやはり強みですね。
それが飛ばしの源になっていて、逆方向への長打は圧巻そのもの。
ふところを開けた構えは相手投手に威圧感を与えています。
このオフでは、ミートをより確実にさせるため、小さく鋭いスイングに取り組
んでいます。
西川僚祐の選球眼
西川僚祐選手（東海大相模）ですが、四球の数も目立ちます。
相手投手が勝負を避けていることもありますが、ボール球に手を出さないことにも因があります。
それゆえ、パワーヒッターにありがちな三振が少ないのも特徴です。
制球を見極め、打てる球をじっと待つ選球眼が身に付いている証拠といえるでしょう。
西川僚祐の守備力
東海大相模の西川僚祐選手は、左翼手ですがそれほど評価は高くありません。
と、いっても並み以下ということではありません。
標準の守備力がないと、名門のレギュラーは務まりませんからね。
遠投90mも、プロとしては充分合格域といえるでしょう。
昨シーズン終了から、三塁手の守備も練習しています。
こちらは未知数ですが、もしかするとコンバートがあるかもしれませんね。
西川僚祐の脚力
西川僚祐（東海大相模）ですが、足でかき回すといったタイプではありません。
50mも6.3秒で標準といったところですね。
東海大相模の西川選手は、典型的なクリーンアップ打者ですね。
西川僚祐のライバル
西川僚祐選手には、ライバルとして意識する選手がいます。
それが、花咲徳栄の「井上朋也選手」で、西川選手ははっきりこう言っています。
「意識はしています。同じタイプの選手ですから負けられません。」
西川僚祐と井上朋也は、右左の違いこそあれ共にパワーヒッターです。
ポジションも同じ外野手ということで、プロ入りしてもライバル視は変わらないでしょうね。
互いに切磋琢磨し、更なる活躍とライバル対決を見せてほしいですね。
西川僚祐/東海大相模のスカウト評価・ドラフトは？
西川僚祐選手（東海大相模）を、プロのスカウトがどんな評価をしているか。
やはり、ドラフト候補なのかどうかといった点が気になりますよね。
西川僚祐選手のスカウト評価は、以下のような感じです。
「パワーがあって、スイングが速い。引っ張るだけでなく広角に打てる。
体の軸がブレないので変化球にも対応できてボールの見極めがいい。
安田（ロッテ）や村上（ヤクルト）石川（中日）のようなタイプ。 肩と足も合格点。」
「トップからのスイングが速い。中学生から注目していた。」
「末恐ろしい。落合、清原になれる逸材だ。」
「軸回転で体が回っていてお手本のような打撃。」
変わったところでは、あの清原氏も西川僚祐選手の打撃に驚嘆していました。
「僕が苦労してつかんだ極意を彼は簡単にやっていた。」
これは、バットのヘッドを最短距離で走らせる技術のことを指しています。
このように西川僚祐選手のスカウト評価は高く、プロ全球団がマークしています。
その中でも一番熱心なのは巨人ではないでしょうか。
東海大相模OBが多く在籍していますし、なんといっても監督が原さんです。
守備位置も亀井選手の後釜に・・と考えているのではないでしょうか。
地元DeNAも人気面も加味して欲しいところでしょう。
いずれにせよ、西川僚祐（東海大相模）はドラフト1位指名は確実といえるでしょう。
西川僚祐/東海大相模の経歴・成績・スカウト評価 まとめ
西川僚祐選手（東海大相模）の成績や特徴、スカウト評価などをご紹介してきました。
西川僚祐選手は中学時代から注目されてきた選手で、東海大相模でしっかりと成長を遂げてきています。
選抜高校野球が中止となり、活躍が見れなかったのは残念ですが・・。
夏の甲子園開催が実現すれば、必ずや出場を果たし大暴れしてほしいですね。
東海大相模・西川選手の豪快なホームランが見たいもの。
現時点で、西川僚祐選手のスカウト評価は高く、全球団が注目しているといっても過言ではないでしょう。
